本日は定休日ですが、作業は通常通り行っています。(営業はしていません)
R216カブリオレをメンテナンスでお預かりしてます。
ホロや、ボディーはかなり綺麗です。
ただ、下廻りのシャシに腐食が多くみられます。
このまま放置しますとパーツの強度低下や故障の原因になるのでサビ処理を
行います。
まずサビですが主に鉄についてです。
鉄は自然界で酸化した状態であるそうです。それは鉄が科学的に一番安定できる
からだそうです。
それを採掘して製鉄して鋼にしてます。
逆に言うと、鋼は不安定でサビたくてしょうがない状態と言えるでしょう。
車のシャシやボディーの多くは主に鋼でできています。
ただ、そのままではサビるのでメッキや塗装などの防錆処理がされています。
この防錆処理も永遠ではありませんので劣化します。
今回はこの劣化と路上にまかれた融雪剤が原因と思われるサビ処理を行います。
長期作業になる可能性があるので久しぶりにリジットラックで車体を支えます。
融雪剤は、塩化カリウムと塩化ナトリウムがあります。どっちも塩です。
これが、サビたくてしょうがない物に付着したらどうなるでしょう・・・・・・
とりあえずなってしまった事はしょうがないので、できるだけ分解しパーツに
してからサビを除去し防錆し塗装をしたいと思います。
作戦
サビを削る。取りきれないサビを薬品で安定させる。エポキシ系防錆塗装をする
こんな感じでいきたいと思います。