社外フォグランプの持ち込み取り付け依頼がありました。
フォグランプの配線や本体の取り付けも純正のキットと異なりますので
それなりに工夫をしないと取り付けできません。
今回は、それプラス社外フォグランプ専用のカバー製作依頼を頂き
ワンオフでの製作となりました。
この手のパーツは基本 FRP で製作します。
持ち込み頂いたフォグランプは形状、サイズともに純正に近いものでしたので
デザイン的にはカバーもそうなります。
フォグランプを取り付けたらダミーのカバーを製作し、それにFRPを張りコピーして
型を製作します。今回は、ワンオフ型なので簡易的なものです。
その型にまたFRPを張り、製品の元を製作します。
左右で製作しますので、手間は倍です。
型から外した穴のない出来たてのFRPカバーです。
ゲルコートは今回使用していません。
次にフォグランプ本体の穴を正確に開け表面を仕上げ塗装の下地仕上げを行います。
次に2液ウレタンで黒に塗装、フラットベースで艶を消します。
取り付けるとこんな感じになります。
見た目はほぼ純正デザインですが、取り付けは小さなスクリュウ3個で
固定してます。
一見、簡単そうな製作レポートですが、FRPでのモノづくりは大変手間がかかります。