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オールメイクス埼玉ブログ

~修理日記の巻~

ポルシェ914 ブレーキ修理

お預かり中のポルシェ914です。

単純にブレーキパッド交換の予定でしたが、キャリパーピストンの

固着で非常に状態が良くない為キャリパーの交換です。



キャリパーはBMWの物を加工して取り付けるコンバージョンキット

で、今回も同じアメリカの業者にオーナー様が発注してます。


物はすでに到着してて作業に入りましたが、前回と同様にディスクに対してセンターが

出ていません!

どうしてセンターが出せないのか不思議です。

もう機械加工しかありません!

キャリパー本体側の取り付け部内側を数ミリフライスで切削加工します。

やっとセンターがでました。

 

これでパッドを組み付けブレーキパイプを接続しフードを入れてエア抜きを

すれば完了です。

今回のキャリパーにはBMWのロゴが入っているタイプでした。

R114 GTI 車検

R114 GTIを車検でお預かりしました。

ドナー車より取り外したラジアスアームをメンテナンスして交換するGTIです。



R114も、実動車はかなり少なくなりました。

古くなるにつれてメンテナンスの負担がどうしても大変ですから

しょうがないと思います。

しかし、こちらのオーナー様、R114愛に脱帽です。

メンテナンスする為に部品取り用にもう1台所有されています。

今回のラジアスアームもそちらから外して用意してます。

エンジンの調子も良く、まだまだ頑張れるGTIですのでいつまでも

大切にして頂ければと思います。

R114 ラジアスアーム

昨日は、当店から少し離れた場所にあるレストアショップで

R114の部品取り車から左右のラジアスアームを取り外す

作業をしてました。



と言う事で定休日明けの水曜日は取り外してきたR114のラジアスアームの

メンテナンスを行います。



走行距離は極端に多くはないのですが長年放置されてた車両ですので

コンディションが心配です。

まずはブレーキ・・・



思ったよりサビはないですね~

当然ですがホイールシリンダーはダメです。

あとはホイールベアリングも点検ですね!



グリスが劣化してるみたいですが水が混入した形跡はないので

ハブグリスを詰め直して使います・・・



スピンドルも綺麗です。



後は、ラジアスアームシャフトを抜いて、シャフトの摩耗や、ベアリング

の状態を確認しますが、写真を忘れました・・・

と言う事で新しいパーツ待ちのアームです。

もう清掃と防製ペイントした状態です。

明日、車検でお預かりするR114に使うラジアスアームです。

ドラムはかぶしてありますが、ブレーキパーツはまだ組まれていません!



ローバー75 ABS 修理

お預かり中のR75ではなく諸事情により廃車で引き取ったR75です。

年式相応の内外装ですがまだまだ綺麗なほうです。



ちょっと手直しすれば十分な状況です。

ただ、ABS警告灯が点灯しています。

すでにテストブックで診断済みで原因は

本体のABSモジュレーター不良ですね~

交換すると高額修理になるのが最大のネックです・・・




しかし、このR75は完全整備の状態ではありませんが、ベース車両で考えると

最高です。そういう意味で解体に出すのがどうしても抵抗があり修理しています

もう少し手を掛ければ路上再デビューは十分に可能です。

これがモジュレーターです。



これを交換します。

取り外しましたモジュレーターがコレです。

 

非分解パーツですので交換しかありません!

交換後は警告灯も消えました。

 

ABSはこれで解決ですね~

2ndレンジローバー 車検

車検でお預かりしてるレンジです。

前回の車検からほとんど利用されていません。

そしてブレーキ警告灯が点灯しているとの事です。

全盛期はレジャーで大活躍され雪道も沢山行かれたそうですが、その分

塩害によるサビは深刻な状況です。



今回は車検を取るか取らないかで検討されているようなので、判断材料を

提供できる点検を先に行います。

ブレーキ警告灯についてはフルード不足で点灯してます。

タンクに液面が見えません!



倍力にアキュームを使うブレーキシステムですがここまで液面が変化する事は

ありません!

明らかにフルード漏れです。

リザーバーをフルードで満たしアキュームの加圧テストをしながら

リークチェックをします。

アキュームも交換時期と判断しますが、やはり漏れていますね~

加圧テストではっきりしました・・・

完全に噴き出してしまいました。



前回の車検でもご案内してましたが、ブレーキパイプも塩害による錆で

交換が必要と。

ちょうどホーシング回りのパイプがダメだったので確認すると別の場所みたい

ですね~

以外にもココはまだ耐えていました。



では何処から漏れてくるのか?

デフキャリアが濡れていますので上をたどるとEXパイプも濡れています・・・



漏れていたのはボディーとフレームの間を通るパイプからでした。

ちょうど止め具の場所ですね・・・



想定外の場所です。

こうなるとブレーキ配管全体が深刻な状況とおもわれますので全交換しないと

安心できません!

まだまだエンジンもミッションも調子は悪くありませんが車体全体、特にシャシ側が

ブレーキ以外にも全体的に塩害による錆が広がり深刻な状況ですので継続検査は

使用状況、今後必要なメンテナンスから考えると受けない方が良いかもしれません!






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