始動不良でお預かりしてるローバー・ミニはスターターモーター他を交換して
アース線の強化をしてます。
C・ミニはフロントエンジンでバッテリはリヤトランク内です。
一般的な車と違ってエンジンルームにバッテリを搭載してないのでエンジン本体への
バッテリ直のアースケーブルはありません。
アースケーブルはトランク内でボディーアースされてるだけです。
これが時々アース不良を起こし問題を起こす事があります。
すべてがボディーアースだと接合部の接触抵抗が増した場合、
本来流れてはいけない所へ電流が流れます。
過去にクランキング時、スロットルケーブルがアース線となりそこへ電流が流れ
スロットルケーブルが溶けた事例があります。
めったに有る事ではありませんが念の為ついでにアースを強化します。
アース線を加工して取り付けていると・・・・・
なんかこのへんあやしいですね~
茶色く汚れています。
間違いなくクーラント漏れの後ですね~
しかも茶色・・・・
クーラントが劣化してる証拠ですね!
ラジエーターキャップを開けると・・・・・
やはり
もうコアが露出してますね~
クーラントは減り劣化もしてます。
状態からしてウォーターポンプやサーモ廻りは交換しないとだめですね!
中途半端に直すと再発しますので・・・。
クーラント漏れ修理が追加作業となります。