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オールメイクス埼玉ブログ

~修理日記の巻~

Cミニ、ブレーキ警告灯

ブレーキ故障をしたクラシック・ミニをお預かりしてます。

警告灯が点灯しブレーキペダルも深く踏まないとブレーキがきかないそうです。


クラシック・ミニのブレーキ警告灯は、ブレーキフルードレベルが規定値以下に

なると点灯します。

ですので、ブレーキパッド等の摩耗や漏れなどでレベルが低下すると点灯します。


今回、

外観の点検でのパッド等の摩耗、各ブレーキシリンダーからの漏れはありません。

ただ、ブレーキPバルブ付近が濡れています。

おそらく原因でしょう。

Pバルブは前後のブレーキのバランスをとるためについています。

これがないとブレーキをかけた時リヤタイヤが簡単にロックしてスピンをします。

クラシック・ミニの場合Pバルブはフロントサブフレームタワーのトップ付近

についています。

ブレーキマスター等が邪魔をして良く見えない位置です。



確認するにも、作業するにも廻りを大きく広げないと手が入らないので

ブレーキマスターをマスターバックごと一式取り外します。



Pバルブが良く見えます。

触るとやはり濡れていますので原因でまちがいないでしょう。

交換です。




余談


近代の車では、警告灯等のチェックはイグニションをONにするとメーターパネル

内で自動に点灯し正常に作動するか自己チェックをしてくれます。

クラシック・ミニのブレーキ警告灯は自分でスイッチを押して点灯すればOKとなります

警告灯自体がスイッチになっています。

押しても点灯しない場合はブレーキフルードが規定値以下になっていても気づきません

ので乗る時は確認してくださいね。
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