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オールメイクス埼玉ブログ

~修理日記の巻~

ミニ オールペイント

今週も作業がいっぱいです。

久しぶりの国産車の車検をしていますが、本日は陸事に持ち込み

検査です。



と言う事で留守にしてますので宜しくお願いします。


さて、協力工場さんへお願いしてるミニのオールペイントの

作業状況を確認してきました。

オーナー様が、また新車を購入した時みたいなクオリティーと

また10年以上耐えられる完璧なペイントをご希望されています。

外装のメッキパーツはすべて新品と交換、レンズ類も交換します。

ボディーは腐食、板金跡はなく非常にコンディションは良いですね~

ただ塗装は下地から劣化していますので、その上から塗装しても

数年ではがれてしまいますので、時間をかけて下地から作り直しです。

古い塗料は、鉄板が出るまではがします。





塗装の剥がし終わった場所はすぐに防錆塗装をしておきます。

ルーフ、ボンネット、トランクは処理済みです。





この後、ドアも取り外され塗料を剥がす作業となります。

ガラスのゴム類もすべて新しい物と交換します。

オーナー様、少し時間かかりますけど楽しみにお待ち下さい。

ミニ エンジン積み込み

ミッションの修理をしているミニの続きです。

やっと納得のいく組みあがりになったので、ミッションとエンジンを

組み合わせ車両に戻します。



配線、配管等沢山の接続と補機パーツを取り付けて行きます。

分解するときよりも慎重に不具合のないよう組み付けますので

時間がかかりますね!

あと少しです。

ミニ、ミッション修理 手直し

定休日明けの昨日は、修理中のミニのマニュアルミッション手直しの為

再度分解をしました。

交換したボークリングの喰い付きがやはりどうしても気になり

納得がいかなくなってしまい再作業です。

ボークリングは現在4社から供給されているようですが、その中から

ちょうどう良い噛みあいと言うか、クリアランスに余裕がある物を

選びスムースに回転出来るようにします。



まだ、完全に組み立てた訳ではないので分解はたいした手間では

ありません!

後はギヤからボークリングを外し部品の到着をまつだけです。



と言う事で、また別の作業をすすめます。

エンジン側のメンテナンスでウォーターポンプを交換します。

若干ですが漏れがあります。

エンジンが降りているので作業はとても楽ですね~



外れました。

中に見える筒状の物はシリンダー壁その物です。

この回りに冷却水が通り直接冷やしています。



新しいポンプを取り付け、ファンを取り付けて終了!

エンジン側の準備はこれで完了です。



次に、サスペンションですね~

これも分解されているので、時間はかかりません!

テンションロッドブッシュを交換します。

通常ですとハブが干渉してボルトを抜くのにジョイントを切りますが

すでに外してあります。



こちらも準備完了~

後はミッションを組み上げ、エンジンと組み付け載せる作業になります。

ミニ ミッション修理中断

修理中のミニのミッションですが問題があるのでメーカー問い合わせで

中断です!

交換したボークリングのクイツキがよすぎてギヤの回転に抵抗があります。

手でなんとか回せる範囲ですが、ならしで解消するレベルなのか確認します。

右のインプットを回すとカウンターギヤとメインシャフト上のメインギヤは

空転をして左のデフピニオンには回転が伝わらないのですが、しぶすぎて

いっしょに回ってしまう状態です。

ボークリングがギヤのテーパーに食い込んでるますね~

0.何ミリかの差なんですけど・・・



と言う事で、ミニは中断して解答を得るまで他の作業を行います。



パワステオイルが大量に漏れるR75をお預かりしてます。

リザーバーにオイルは入っていますが油圧がかかりません!

全部下へオイルが漏れてきます・・・

おそらくいつものポンプだと思われます。

作業するのにリフトを使いたいのですが、こちらも分解してパーツが適合

しないと不動になるのでリジットラックで作業です。



お預かり時にオーナー様にはおそらくポンプですとお伝えしてます。

この車両には、前期のポンプがついていますが納期や価格の面で後期の

ポンプをオーナー様がご用意下さいました。

適合するかは現物確認するしかありません!

とりあえず在庫の前期型ポンプと用意して頂いて後期のポンプを比べて

みます。

取り付けボルト位置、プーリオフセツトは同じです。

ポン付けできる可能性は大です。



では現車のポンプを外して見ましょう~

オイルが漏れていますね~

 

取り外すし後期のポンプを付けるとポンプの一部がタイミングベルト

カバーに干渉して取り付け出来ません!



ポンプのここが当たってしまいます。←下

前期より少し長いですね~

フィードは少し向きが違うだけです・・・

改造すれば取り付けは出来ると思いますが、前期が入手出来なわけでも

ないので、オーナー様には適合パーツをご用意して頂く事になりました。



あとちょっとという所で残念ですね~

でも前から疑問に思っていた事が実験できたので良い経験です。

さてこちらも分解したままの中断となりましたので不動です。

リジットラックで作業して正解でした!



と言う事でまた・・・


ミニの別の作業へ着手!

ドライブシャフトブーツ切れです。

エンジンを降ろすのに外してあります。

ついで作業ですね!

今作業しておけば2度手間にならずオーナー様の工賃負担も軽減されます。



完全に切れている訳ではありませんが時間の問題です。



アウター、インナーの両方交換で、左右交換します。



ミッションの作業は中断していますが、載せる準備は着々とすすんでいます!

ミニ M/T 修理 続き

修理中のミッションです!

まずデフを外します。



これですべてのギヤを外せます・・・

カウターギヤを外してメインギヤをシャフトごと外します

今回消耗しているのは4以外全部のシンクロです。



メインシャフトごとギヤをバイスに固定してRギヤの付いた1-2用の

ハブスリーブを外します。

バックギヤが外周についています。



そうすると今回消耗している部品、ボークリングがギヤ側に残っています。

一般的にはシンクロナイザーリングともいいます!



リングを外し裏返しにするとギヤとリング側のスラスト面に接触跡が

ありますね~

ここは本来接触してはいけない部分です。



もう一度とりつけるとクリアランスがありません!



正常ならリング内側と接触するギヤ側はテーパーで強く摩擦することで

回転してるギヤを同調させます。

現状では摩耗がすすみ先にスラスト面がギヤと接触してます。

これではテーパーがクラッチの作用をしません!

イコール、ギヤ鳴りを起こすわけですね。



新しいボークリングを取り付けてみますとこれだけクリアランスが

あります。

これなら初期摩耗を起こしてもテーパークラッチとして十分に機能します。



今回はこのボークリング1-2-3を交換します。

 

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