Home > 記事一覧

オールメイクス埼玉ブログ

~修理日記の巻~

R75 改 車検

このスタイルになってから2度目の車検です。

内外装のカスタムの他、ウィークポイントも対策がなされ普段から

メンテナンスがされている車両なので基本整備だけで追加の作業は

今回もなさそうです。

ただカスタムの範囲が寸法的にとてもグレーです・・・・・・・

合否はプラスマイナスの誤差の範囲ってとこでしょうか

何処がとは具体的に言えませんがとにかくグレーです。



当店の車検は検査場へ現車を持ち込む検査です。

現場では検査員が数名いまして沢山の車を検査してます。



検査は主にテスターを使う数値判定と検査員による目視判定がありまして・・・・

その目視判定でグレーだと検査員によってはダメだしがでる場合があります。

そうなると別の検査コースへ移動して念入りな検査が始まります。

そしてあら捜し見たいになって余計なダメだしが増えます・・・・・・


という事で今回もグレーにならないよう白黒はっきりさせて対策をして

検査場へ行きます。

だれが見ても規定値内です。

ローバー75 ウッドパネル

ウッドパーツを交換したR75です。

この内装に惚れ込んでR75フリークになった方も多いのではないでしょうか。

R75は新車時から内装の評判もとても良く、現在でも人気が高いですね!



それでですね。

ひび割れてしまったウッドパネルは「なんとかならないの」と言う問い合わせも

多いのですが、結論から言うとなんとかなります。

ただとても手間のかかる作業なので高額です。


そこで、自分でやってみたいという方もおられまして・・・・


「ヒビの下はどうなっての?」って問い合わせがあるので載せておきますね!


まずリアルウッドのヒビはウッド自体のヒビではなく表面の樹脂コートの

部分が劣化して割れています。

樹脂の厚みは1ミリぐらいでしょうか。(SRS部パネル)



この樹脂を丁寧に削り落せばヒビのない木その物が出てきます。

木と言ってもベースのアルミに木の皮を張り付けた物です。



こんな感じです。

ただ樹脂より木のほうが柔らかいので木だけどんどん削れてしまわないよう

きおつけないといけません。

木は薄い皮なので削りすぎるとなくなります。

なのでまんべんなく削るようにした方が良いですね!

そして樹脂その物には色はついていません。

クリアーです。

で、リアル木目はこんな感じで現れます。

なんか色合いが違いますが、これが天然の色です。

全部のパネルが天然木色になったら、より高級感を出すために色合いを調整

しながら濃いブラウンに染めるのです。

そしてクリヤーでコーティングすれば出来上がりですが

付ききりでやっても何日もかかる作業ですよ。

チャレンジャーの方は自己責任でがんばって下さいね。

R75 ウッドパーツ

お預かり中のR75ですが、ウッドパネルのひび割れがめだつようになったので

交換する事になりました。

フェイクウッドなら一部まだ新品で入手可能ですがリアルウッドは供給終了してます。

リペアも可能ですが大変高額になります。

そこで部品取り車から外しご購入頂きました。

程度もよく気にいって頂きました。

ついでにステアリングもウッドに交換です。



これで、内装は見違えますね!

とても綺麗です。

Cミニ、ブレーキ警告灯

ブレーキ故障をしたクラシック・ミニをお預かりしてます。

警告灯が点灯しブレーキペダルも深く踏まないとブレーキがきかないそうです。


クラシック・ミニのブレーキ警告灯は、ブレーキフルードレベルが規定値以下に

なると点灯します。

ですので、ブレーキパッド等の摩耗や漏れなどでレベルが低下すると点灯します。


今回、

外観の点検でのパッド等の摩耗、各ブレーキシリンダーからの漏れはありません。

ただ、ブレーキPバルブ付近が濡れています。

おそらく原因でしょう。

Pバルブは前後のブレーキのバランスをとるためについています。

これがないとブレーキをかけた時リヤタイヤが簡単にロックしてスピンをします。

クラシック・ミニの場合Pバルブはフロントサブフレームタワーのトップ付近

についています。

ブレーキマスター等が邪魔をして良く見えない位置です。



確認するにも、作業するにも廻りを大きく広げないと手が入らないので

ブレーキマスターをマスターバックごと一式取り外します。



Pバルブが良く見えます。

触るとやはり濡れていますので原因でまちがいないでしょう。

交換です。




余談


近代の車では、警告灯等のチェックはイグニションをONにするとメーターパネル

内で自動に点灯し正常に作動するか自己チェックをしてくれます。

クラシック・ミニのブレーキ警告灯は自分でスイッチを押して点灯すればOKとなります

警告灯自体がスイッチになっています。

押しても点灯しない場合はブレーキフルードが規定値以下になっていても気づきません

ので乗る時は確認してくださいね。

R75 シフトノブ取り外し

今日の午後は、ABSとエンジン不調のあったR75を継続検査のため車検場に

いきました。

試運転を兼ねてABSとエンジン不調が直っているか確認です。

留守中、御連絡頂いた方、御来店された方すみませんでした。





戻ってからは、別のR75の診断です。

前進後退の動作が上手くいかないようですが、ミッション本体は問題ありませんね!

たぶん深刻な問題ではなさそうです。

ミッション側のリンケージはや、ワイヤーにも問題はなさそうなのでもっと上流の

シフターやその周辺に問題があるかも知れません。

とりあえずシフトノブを外してパネルを外し中をのぞいてみます。

ただこのシフトノブ、差し込んであるだけの取り付けなのですが外すのに危険を

ともないます。

顔面強打やひじを何処かに打ち付ける、最悪内装を壊す・・・・・・

で、そんな経験から今では安全に取り外す方法で行っています。



シフトノブ用にプーラーを作製しています。

これをバーでテコれば簡単に安全に外れます。

黒ヒゲみたいに何処かにふっ飛ぶこともありません。

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 3 4 5
6 7 9 10 11 12
13 14 16 17 18 19
20 21 23 24 25 26
27 28 29 30

カテゴリー

オールメイクス埼玉 ホームページ

http://allmakes.ashigaru.jp/

最新コメント

[02/05 オールメイクス埼玉]
[02/04 Sekikawa]
[07/20 Robertagign]
[12/11 オールメイクス埼玉]
[12/09 雷鳥]

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R