クラシック・ミニのメンテナンスでご来店いただきました。
オーナー様は、生粋のミニフリークで長い事ミニに乗られ今は2台目のミニです。
インジェクションミニをビンテージ風でシンプルにドレスアップされそのセンスの
良さが伺えます。
12インチから10インチへのコンバートしたミニは個人的にも好きです。
気軽にのれる実用の10インチ、クラシックカーですね。
モーリス MK1仕様です。
細部までこだわりを感じます。
近年BMWがニューミニを販売するようになり、それに対し昔ながらのミニは
いつのい日からか、クラシックミニと呼ばれるようになりました。
私がこの世界に入った時は、オースチン・ローバージャパン(ARJ)時代で
ミニといえばこれしかなかったので分けられるとちょっと違和感を感じます。
(どっちが良いとか悪いとかではないです)
私がディーラーでメカになったころはまだ日英自動車のシリアルプレートを付けた
車両とARJのものが混在してました。ですのでモーリスや四輪ドラムブレーキの
オリジナル10インチミニがメンテナンスで普通に入庫してました。
ARJは、日英自動車が解散後設立された会社なので多くのスタッフがに日英自動車
出身でした。
そして、私が初めてメカとして接した英国車はミニで、教えて頂いた先輩方々は
日英出身のメカでした。
そんな関係で10インチミニを見るたびに昔を思い出したりして、ミニは私にとって
とても感慨深い存在なのです。