修理中のミニのミッションですが問題があるのでメーカー問い合わせで
中断です!
交換したボークリングのクイツキがよすぎてギヤの回転に抵抗があります。
手でなんとか回せる範囲ですが、ならしで解消するレベルなのか確認します。
右のインプットを回すとカウンターギヤとメインシャフト上のメインギヤは
空転をして左のデフピニオンには回転が伝わらないのですが、しぶすぎて
いっしょに回ってしまう状態です。
ボークリングがギヤのテーパーに食い込んでるますね~
0.何ミリかの差なんですけど・・・
と言う事で、ミニは中断して解答を得るまで他の作業を行います。
パワステオイルが大量に漏れるR75をお預かりしてます。
リザーバーにオイルは入っていますが油圧がかかりません!
全部下へオイルが漏れてきます・・・
おそらくいつものポンプだと思われます。
作業するのにリフトを使いたいのですが、こちらも分解してパーツが適合
しないと不動になるのでリジットラックで作業です。
お預かり時にオーナー様にはおそらくポンプですとお伝えしてます。
この車両には、前期のポンプがついていますが納期や価格の面で後期の
ポンプをオーナー様がご用意下さいました。
適合するかは現物確認するしかありません!
とりあえず在庫の前期型ポンプと用意して頂いて後期のポンプを比べて
みます。
取り付けボルト位置、プーリオフセツトは同じです。
ポン付けできる可能性は大です。
では現車のポンプを外して見ましょう~
オイルが漏れていますね~
取り外すし後期のポンプを付けるとポンプの一部がタイミングベルト
カバーに干渉して取り付け出来ません!
ポンプのここが当たってしまいます。←下
前期より少し長いですね~
フィードは少し向きが違うだけです・・・
改造すれば取り付けは出来ると思いますが、前期が入手出来なわけでも
ないので、オーナー様には適合パーツをご用意して頂く事になりました。
あとちょっとという所で残念ですね~
でも前から疑問に思っていた事が実験できたので良い経験です。
さてこちらも分解したままの中断となりましたので不動です。
リジットラックで作業して正解でした!
と言う事でまた・・・
ミニの別の作業へ着手!
ドライブシャフトブーツ切れです。
エンジンを降ろすのに外してあります。
ついで作業ですね!
今作業しておけば2度手間にならずオーナー様の工賃負担も軽減されます。
完全に切れている訳ではありませんが時間の問題です。
アウター、インナーの両方交換で、左右交換します。
ミッションの作業は中断していますが、載せる準備は着々とすすんでいます!