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オールメイクス埼玉ブログ

~修理日記の巻~

R416 ツアラー タコ足取り付け

 もろもろの作業で R416 ツアラーをお預かりして作業してます。

本日は、お預かりしたタコ足を取り付ける準備作業です。

ツアラー用ではありませんので流用です。



なかなか出来の良いパーツです。本当は何用なのでしょうか・・・・。

まず、現車の遮熱板を外して取り回しや形状、スペースを検討します。



エンジンのヘッド廻りから腰下までのスペースは問題なさそうなので

ノーマルのエキマニ、ダウンパイプ、キャタを外して現物確認をします。



取り外したパーツとタコ足を比較して流用可能か検討します。



良く似ているのでポン付けできそうな錯覚や期待をしますが

ポン付けできたタコ足は過去に一度もありませんでして・・・



まず、ダウンパイプの長さが短いですね。

実際に現車で確認します。



ヘッド廻りはまったく問題ないですね~

つづいてダウンパイプへ

方向は問題ないですが、間にキャタを入れると寸足らずなので

エクステンションが必要です。



そして一番の問題はフロントメンバーにダウンパイプが干渉し

フランジ面が合わない。



タコ足の曲げなおしも考えましたが、メンバーを加工したほうが

コスト的には良いでしょう。

メンバーの干渉する部分は切り取り厚めの鉄板でレインフォースすれば

強度的には解決できるのでメンバー加工で検討します。




つづく


ローバー75 オーバーヒート

オーバーヒートでレッカー入庫しました。

状況が分からない場合は、無理して自走せずレッカーで移動するのが得策です。

オーバーヒートは、エンジンに深刻なダメージをあたえる原因の一つです。



作業


ラジエーターキャップを開けてクーラントレベルみると空です。

ヒートした直接理由です。

冷却ファンは作動してるようなので、減った理由はどこからかクーラントが

漏れてると思われます。

アンダーカバーを外すとエンジン下部にクーラントの漏れ後があります。

これだけの漏れ後があってもアンダーカバーがついていると路面に垂れる前に

乾燥してしまい、気づかない事もあります。



フェンダーライナーを外し、クランクプーリー側からも確認します。

 

クランクプーリーのタイミングベルトカバー付近からクーラントが漏れた

後があります。

見えませんが、さらにその上にウォーターポンプがありますので

漏れの原因はポンプで間違いないですね。



新しいポンプに交換です。

面を綺麗に清掃し、他に問題がなければ組み戻します。

この車両はタイミングベルトの交換歴があり付近のパーツはベルトを含め

再使用可能な範囲なのでポンプのみの交換となりました。

燃料ポンプ交換

お預かりしたディスカバリー・シリーズⅡは、

「ガソリン臭い テールゲート開かない」と言う事で入庫

車体の廻りは、確かにガソリンの臭いがします。



下回りを目視で点検すると燃料タンクにガソリンの滴があります。

揮発性の高いガソリンが滴で存在と言う事は、滲みレベルではなくある程度

流れ出る漏れと推測されます。

燃料ポンプ廻りからの漏れがなければタンクを取り外して点検する

必要があります。

しかし、燃料ポンプのサービスホールは荷室フロアーにあります。

まずは、テールゲートを開けない事には先に進めません。

でも、ご依頼の通り外からも中からも開きません。

最悪どこか穴をあけて壊すようかなと思いながらいろいろ挑戦!

集中ドアロックは解除されてるようなので隙間を探して針金などをつ込んで

開ける努力をしてると奇跡的に開鍵!



また閉まって開かなくなる前にラッチを取り外します。

けど、不具合個所が発見できたのでこのまま修理へ

部品交換しないで現物の修理で済みそうですね~

その分、費用負担は軽減されます。



動作確認をして終了です。

このまま燃料ポンプの点検へ・・・・。


カーペツトをめくるとサービスホールがあります。



その蓋を外すとタンクに装着されているポンプを確認できます。



ポンプ廻りはガソリンでビショビショです。

漏れはここ以外無いでしょう。

IGキーをオンにしてポンプを作動させるとガソリンが本体上部より湧き出てきます。

キーをオフにしても燃料配管の残圧がなくなるまで漏れ出てきます。

そう言えば、エンジンを始動するときクランキング時間が通常より

長く感じてました。待機残圧がなかったんですね~

始動の遅れもこれで解決です。

燃料ポンプ交換で。

ランドローバー ディスカバリーⅠ、Ⅱ

最近、修理でお預かりする事がだんだん少なくなってきた ランドローバー

ディスカバリーですが、本日は2台 入庫頂きました。

不思議ですがいつも偏って車種が入庫します。



まず最初に到着したのが、ディスカバリー・シリーズⅠです。

もう たまにしか走っているのを見なくなりました。




それにしても極上に仕上げられたシリーズⅠですね。

内外装だけでなく、細部まで整備されています。

こんな極上車を見るのはほんとに久しぶりです。

新車を扱ってた頃を思い出します。




続いて到着したのが、ディスカバリー・シリーズⅡです。

見た目はシリーズⅠに似ていますがよく見ると違いますよ

 

一番の違いは見えない所で、シリーズⅠにはない ACE、TC、HDCなどの装備が

追加されオフロードに不慣れな方でも自動的にドライブをサポートしてくれる

テクノロジーを搭載した事ですね。

ACE、TC、HDC は説明するととても長くなるので詳しくはご自身で検索して下さい。

ローバー75 改

修理でお預かりしたローバー75でこちらもABSホイールスピードセンサー

を交換しました。

よく点検されていて調子のよいR75です。



交換したセンサーです。

見た目は無傷で断線等はありませんがセンサーとしてのお役目は

終わり、新しい物へ交換となりました。



実は、こちらのR75 見た目はオリジナルで普通ですがエンジンをスタートすると

排気音の違いにきずきます。



社外のタコ足が取り付けてあります。

気合い入ってますね~

サスペンションのご相談も頂いているので今後の(改)がどうなって

行くのか楽しみです。

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