定期点検とタイミングベルト交換でお預かり中のR75です。
定期点検としては主にブレーキや下廻りとエンジン廻りの点検ですが、
下廻りの点検を先に終わらせて、エンジン廻りはタイミングベルト交換と同時に
点検をすすめます・・・
R75のV6 KV6のタイミングベルトはフロントとリヤにあるちょっと
特殊なエンジンです。
まずはリヤ
リヤは各バンクに2本、クランクには繋がっていません。
それぞれ隣のEXカムをを駆動する為のベルトです。
そしてメインのフロントです。
各バンクのインテークカムがクランクで駆動されてます。
EXはリヤに廻って駆動です。
今回交換するパーツはオーナー様からお預かりした純正パーツを使います。
取り外したパーツです。
ベルトには細かい亀裂があります。
アイドラプーリーにはクラックがありますね~
アイドラプーリーが破損するケースは良くありますので
交換時期にきてる車は早めに作業をおすすめします。
プーリーが破損するとベルトの山飛びやベルト切れなどでエンジンに
深刻なダメージを与える原因になります。
エンジン本体ではこの位置にあるプーリーです。
それと、同時に進行してるこちらのR220・・・
リヤウイングの取り付けに問題が起きてしまい取り外しています。
リヤウイングはトランクの開閉や高速走行時にとても負荷がかかるパーツです。
劣化、使用限度を超えるとどうしても破損します。
空力的にもダウンフォースなど相当の負荷がかかるので破損しやすいです。
取り付け部が折れていますね~
スタッドが抜けてだけと思いましたが左右ともベースが折れています。
どう修理するかちょっと考えます・・・
現在よりも強度のある物にしたいですね~