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オールメイクス埼玉ブログ

~修理日記の巻~

ローバー75 作業続き

作業中のR75です。

まずはバンパーを外してどの程度の範囲で修理が必要か確認します。

ホースメントは問題ありませんが、フェイスとの間に入るフォームブロックが

完全にダメですね~

たまたま当店に在庫があるのでこれは交換します。



ヘッドライトはレンズの傷を磨いて再使用を考えていましたが、固定する

ステーの部分が破損してなくなっています。

 

奥側のステーも破損しなくなってその部分がめくれあがっています

もう交換しかないですね!



車両側の状態ですが深い所までは影響うけていませんが、コアサポートと

右フェンダーは板金修正が必要です。



そして、内容はかわりますがエンジンからクーラントが漏れています。

後にタイミングベルト交換をするので同時に行ったほうが良いですね!

 

いつものサーモスタット交換です。



ちょっと見えずらいですがR75では良く漏れの発生するパーツなので

気になるオーナー様は確認してください。

これが原因でオーバーヒートするR75は少なくないです。

ローバー75 修理

月火と定休日明けの水曜日です。

すごい台風でしたね!

店裏の入間川の景色もだいぶ変わってしまい一部氾濫したところもあるようです。


さて今週最初の作業はすでにお預かりしてるこちらのR75です。



ワンオーナー車で大切に乗られてる綺麗なR75で全体に塗装の状態も良いですね。

でも今回は、写真には写っていませんがボディーワークがあります。

塗装も含め、いくつか交換の必要なパーツもあります。



それと、走行距離に応じたエンジン廻りのメンテナンスが

必要です。

タイベルや水回りをメンテナンスしたいと思います。



フロントサスも異音があるのでこちらもメンテナンスが必要です。

オーナー様、ちょっと時間かかりますけど完成までお待ちください。

ミニ ヘッド 続き   イベントのお知らせ

ヘッド本体のメンテナンスです。

すでに洗浄して準備してあります。



バルブスプリングを外しますが、通常の工具を使うと不便なので

オリジナル工具をつかって作業します。

スプリングコンプレッサーで縮めてコッターを外します。



スプリングとコッターが外れました



これが新しいステムシールです。

劣化して硬化したり摩耗したりするとオイルがシリンダーに漏れ

燃焼して白煙が出るようになります。(オイル下がり)

オイル消費は当然増えます・・・

 

バルブガイドのガタ、摩耗はないようですが、やはりステムシールは

だいぶゆるくなっています。




古いステムシールを外します。

そうするとガイドが見えます。

これも消耗パーツとなりますが今回のエンジンは走行距離は多くないので

摩耗はしていません!

まだまだこのままでOKです。



新しいステムシールを取り付けました。

この作業を全シリンダー分行います。

バルブの画像は撮り忘れましたがカーボン除去作業をして磨いてあります。



ヘッドのメンテナンスが終わりました。



あとは、シリンダーブロックに新しいヘッドガスケットをのせヘッドを

組み付けます。

 



ヘッド締めつけの画像は忘れてしまいました。

ロッカーカバーを取り付ける前にタペットクリアランスを調整します。

なぜ調整するかの説明は長くなるのでまたいつかと言う事で・・・




イベントのお知らせ

「2019 所沢クラシックカーフェスティバル in ところざわ」

今月20日(日)は、所沢市内で行われるクラシックカーイベント出展の為

終日店舗での営業は行いませんのでご了承下さい。

また月火は通常通りの定休となりますので、お預かりのご用命はなるべく今週から

19日の間までにお願いします。

台風の影響もあるなかご不便をおかけしますが宜しくお願いします。

ミニ オーバーヒート修理続き ヘッド編

クーラント漏れの修理が終わりましたので、次はヒートによるオイル漏れを

発生したヘッドのメンテナンスです。

1番をトップデッドセンターに合わせて分解開始!

ロッカーを外し、プッシュロッドを抜きヘッドボルトのナットを外して

ヘッドを降ろします・・・

OHVはでヘッド側にカムはありませんのでタイミングに気を使う必要はありません。



シリンダー側はこんな感じです。

特に摩耗はなくカーボンを清掃するぐらいでしょう・・・

 

あとでまた組み付けるのでその準備にはいります。

ヘッドボルトが邪魔なので抜きます。



これでスムーズにシリンダーブロック面を仕上げられます。

古いガスケットを綺麗に取り、砥石で研磨して仕上げます。



研磨が終了したら問題ないか面を確認してストレートエッジで歪みの点検!

問題ないですね!



ヘッドも同様の作業をします。



熱による影響はおもにヘッドにでますが歪みはありません!

流石鋳鉄ですね~

丈夫です!



ブロック側はヘッドボルトを取り付け組み付け待機になります。



あとはヘッド側作業、バルブステムシールの交換です。



オーバーヒート ミニ 修理インマニ続き

インマニのクーラントパイプを交換します。

バーナーで膨張させてパイプを引き抜き

この純正インマニは現在供給されていないので現物を修理するしか

ありません!



パイプはちょうど良いサイズの在庫がありましたのでそれを加工して

現物に近い形にします。



あとは下地処理をして耐熱エポキシシールを塗ります。

 

そしてパイプを打ち込みます。



裏側・・・



簡単に思える作業ですが、けっこう大変ですしここまでかなりの

時間がかかりました。

あとはスロットルやインマニヒーターとセンサー類を組み付ければ完成です。



これでメインのクーラント漏れ修理は完成です。

あとはヒーターバルブの流用ですがその前にオーバーヒートによる

熱の影響を受けたシリンダーヘッドのメンテナンスになります。

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