定休日明けの水曜日です。
今週も宜しくお願いします。
先週から着手してる車検でお預かり中のR75です。
状態は悪くありませんが修理が必要な所がありますね~
とりあえずヘッドライトの光量光軸を測定します。
これがダメだと車検は受かりませんがこのR75は問題ありません。
先に作業をすすめます。
ブレーキ、下廻りをみてみます。
ブレーキに違和感を感じると聞いていますが見た目では問題なさそうですね。
摩耗もなく綺麗です。あとでロードテストして確認です。
エンジンマウント関係でステディーロッドがダメですね。
これは、荷重ではなく振れを押さえるパーツですが、完全に
ブッシュが切れています。
エンジンの振れが大きくなると配線や配管に負担がかかったり
干渉して故障の原因になります。
交換する際はボルト2本で固定されてるだけなので簡単そうですが
ボルトを外すにはEXパーツが邪魔をするのでスペースを開ける作業が
必要になります。
外したロッドがこちら!
逆の手順で取り付けます。
次はエンジンルームの点検・・・
Vバンク部にピンク色の結晶のよな物がみえます。
これはおそらくサーモからのクーラント漏れが起きてる状態ですね!
おなじみのトラブルです。
これはパーツを手配して交換します。
次に、TCの警告灯が点灯してるので診断します。
関連するABSは点灯してないのでTCに限った故障ですね。
ただ警告灯が点灯したままだと現在は車検がパスしませんので修理します。
原因はTCスロットルアクチェーターの作動不良!
内部のモーターでワイヤーを操作しますが駆動していません。
ワイヤーはスロットルのここに接続されています。
TCアクチェーターを交換します!
これが外してパーツです。