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オールメイクス埼玉ブログ

~修理日記の巻~

ローバー75 ブレーキカスタム2

やはりホイールを合わせて見るとキャリパーに当たってホイールが付けられません!
10ミリ以上のホイールスペーサーを入れてホイールが付けられました。
当然タイヤはフェンダーからはみ出しています。

せっかく用意して頂いたディスクでしたが、流用できそうもありません。
キャリパーをあと10ミリ内側に入れないとホイールが付かないのでベルハットの
オフセットを増やし、ディスクのパッドあたり面を内側に入れてあげられるイメージの
ディスクをチョイスする必要があります。(キャリパーを内側へ移動させるため)
でもちょうど良いディスクが見つかりました。
RX-8用のディスクです。流用できる条件を満たしています。ディスクの厚さも
厚すぎオフセット量が大きくてもロアーアームと干渉しない絶妙なクリアランスを
確保しています。これを75に付けられるように加工します。
PCDとハブ径を変更して75に合うように加工しました。
強度的には問題ない範囲の加工です。

ローバー75 ブレーキカスタム1

お客様より「ローバー75のブレーキカスタムをしたい」と言うご依頼がありました。
内容は重量級クラスのセルシオ(UCF30)のブレーキキャリパーを75に付けるたの
コンバージョンキットの作成です。
流用するパーツとしてセルシオのキャリパー1台分とMG-ZT用のブレーキディスク
をお預かりしました。
とりあえず今回はフロントのみの作成になります。

モノブロックのキャリパーですね~
ディスクはベルハット部分のオフセット、キャリパーの厚みに対しかなり低い
のでホイールとのオフセットの絡みを良く検討しないと失敗の可能性があります。
当たり前ですけど純正のキャリパーを外してポン付けは出来ません。
大幅な加工が必要です。

とりあえず流用可能かどうか現車で仮合わせをしてみました。
かなり迫力のあるブレーキに見えますが取り付けとなると問題は山積みですね!



 

ローバー114 マニュアルミッション オイル漏れ 3

インプットシャフトのベアリング交換ができました。
後は分解したときの逆の手順でミッションを組み立てます。

そしてダメージを受けてしまったインプトシャフトシールとレリーズベアリングガイド
キットを交換します。
デフサイドシールも劣化が始まっているのでこの時点で交換しておきます。
後で必ず漏れます。

今回使用した主な部品です。
ベアリングやオルシールとパッキン類です。

これでミッションの修理は完了で車両に取付です。

ローバー114 マニュアルミッション オイル漏れ 2

ローバー114のM/Tミッションは4速と5速があります。
これからミッションの分解作業になりますが、作業をしやすくするため
ベルハウジング側を下向きに作業台にのせます。
すでに取り外していますがトップにくるスチールパンを外すと中に5速ギヤが
あります。
メインシャフトの5速シンクロギヤは簡単に手で抜けるので外してある画像です。

インプットシャフトの5速ギヤは手では抜けないので専用工具を使います。
久しぶりに使う工具なので少し錆びてしまいました。


すべての5速ギヤ機構が外し終わりました。

この状態になったらベルハウジングとミッションケースを固定するすべてのボルト
を外しますとギヤ部を残しケースだけが外れます。
ここからがギヤを分解する本番になります。左手前の単独ギヤはバックギヤ
です。他のギヤと比べるとストレートカットです。バック走行じ独特の音を発する
のはその為です。

バックギヤを外しシフトフォークと他のギヤを丸ごと本体から抜き取り外します。
メインシャフトギヤとシフトフォークのセットです。
シンクロの磨耗とベアリングは後に点検します。

インプットシャフトギヤです。このシャフトの一番右に本来付いているベアリングは
破損しているので受け皿に入れてあります。ボールとアウターレースです。
インナーレースはまだシャフトに残っていますので専用工具を使って抜き取ります。






 

ローバー114 マニュアルミッション オイル漏れ

エンジンとミッションの接合部、ベルハウジング付近からポタポタオイル漏れをするローバー114を
修理でお預かりしました。
漏れているオイルの匂いで判断するとミッションオイルです。
おそらくインプットシャフトのオイルシールの交換が必要です。
ミッションを取り外しての作業になるので部品代の割りに工賃が負担が大きい作業になります。

これがローバー114のマニュアルミッションになります。
ミッションを取り外すとエンジンが中ぶらりになるのでジャッキーで支えておきます。

クラッチレリーズベアリングとガイドが見えます。その裏にあるのがインプットシャフトシールになります。
本来ベルハウジング内は乾いていてクラッチの磨耗した粉が付着いますがオイルでベトベトです。

オイルシールを外すためベアリングを外しガイドを外したところですが、ガイドの内側がインプットシャフトに
接触して磨耗変形をしています。シールの不良だけならこうはなりません。
やな予感ですね~

オイルシールを外すとベアリングが見えます。
オイル漏れを起こした本当の原因はここにいました。
画像では分かりにくいですがベアリングが破損しています。
これではシャフトが正常に回転しないのでオイルシールは役目をはたせません!
ミッションまで完全分解することになつてしまいました。

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