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オールメイクス埼玉ブログ

~修理日記の巻~

ディスカバリーⅡ 完成

エンジンの始動ができないディスカバリー・シリーズⅡですが

テストブックで診断をすすめながら、テストを繰り返していくと

インヒビタースイッチの可能性が高くなってきました。


シフトレバーを動かすとそれに連動してミッション側のリンクが動きます。

この動いた角度でどの位置か、どのレンジ入っているかを検出するセンサー

です。

当然 NとPも検出してますが、このシリーズⅡは検出してません。

と言う事で、まずこの部品 インヒビターを交換してエンジンを始動出来るか

どうかです。

ただこの部品、非常に高額パーツですので誤診はリスキーです。



交換してみました。

これがインヒビターです。




結果は始動できました。

もし、この部品が正常で始動ができなかった場合は、おそらくボディー

コントロールユニット(BCU)だったかも知れません

R400・ツアラー完成

ランチャ・デルタ用のルーフスポイラーをR400・ツアラーに取り付ける

加工をしペイントに出してましたが、戻ってきたので取り付けです。



ランチャ・デルタのスポイラーはそのままですが、ボディーマウントを

ツアラー用にワンオフ製作をしています。

これならボディー寸法に収まるので違和感はありません。

知らない方から見れば、こんなオプションパーツあったけ?

って感じです。

FRPの修正をしながらのペイトとワンオフパーツの為ちょっとコストが

かかってしまいましたけど無事完成です。




余談

今日は、オールメンバーでの営業って事でお昼はピザにしました。

コストコで買ってきた、40センチピザです。

家庭用のオーブンでは切り分けてからでないと入らない大きさです。

でも、そもそもお店で作った薪ストーブのオーブンはこれを焼くため

のサイズで設計してますので余裕です。

どうしてもまるまる焼いてみたかったので・・・・・・



チーズピザです。

いろいろ訳がありまして、簡単に言うと具無が無難なのです。

本当はペパロニにしたいのですが・・・・・

で オーブン IN

 

オーブン温度は250℃ぐらいです。

そして待つ事、5分 

 

チーズがブクブクしてます。

焼けたようですね~



焦げ目もちょうど良く、ミミの部分はカリカリです。

理想の焼け具合です。



ディスカバリー・シリーズⅡ

ディスカバリーⅡが車両積載車で搬送されてきました。

エンジンが始動できず自走できません。

オーナー様によると、朝は始動できたそうですがその後再度始動できなく

なったそうです。

早速、状況を確認するためにキーを回すと無反応ですね~

バッテリの問題ではありません。




セルモーターの電源系を調べるとリレーが作動してません。

キーシリンダーからのセルモーターON電源はきてますが・・・・・



診断をすすめて行くと、リレー自体は故障してないのでリレー

コントロールの問題の感じがします。

リレーコントロールはBCUがおこなっていますので、セキュリティー

やシフトポジションなどの条件が問題でエンジンスタート許可をBCUが

行ってなのが今回の故障の概要かと思われます。

もと詳しい診断とテストが必要です。

最悪BCUの故障もありえます。


ポルシェ・914完成

デスビにバキュームを接続する為に取り付けたインマニのアダプター、

その分厚みが増えキャブを取り付ける長さが足らなくなったスタッドボルトを

製作し、延長しました。

これでキャブを取り付ける十分な長さです。



そして、キャブの取り付けです。

基本的同じ物を取り付けますが、リンクの形状等が微妙に違うので

元のキャブから移植しながらの作業です。

後はリンクの取り付けになりますが、左右同時にスロットルが

開閉するようにデリケートな調整をします。



取り付けに関するすべての作業が完了したらいよいよエンジンを

始動して、とりあえずアイドリングさせながら暖機して調整を

繰り返して行きます。

左右の同調が重要です。

このキャブには、チョークが無いので冷間始動の調整は不要です。

冷間始動は慣れです。

そして路上テスト、アイドリングから高速まですべてのレンジで

細かいセッティングをして完成です。



オーナー様ご納得のエンジンレスポンスとスタートからの吹け上がり・・・・・

ポルシェ・914 本来の走りを取り戻しました。

ポルシェ・914

メンテナンスで、1973y ポルシェ・914をお預かりしてます。

6気筒ではなくVWエンジンの2リッター4気筒搭載です。

個人的には、VWエンジンのほうがアフターパーツが豊富で楽しめます。

914、ビートル、カルマンギアはどちらかと言うとドイツ生まれアメリカ育ち

で現在も空冷水平対向エンジンの人気は衰える事がありません。

今回使用するパーツもすべて米国ショップからの直輸入品となります。


メインの作業はウェーバーキャブの交換です。

オリジナルの仕様はメカニカルインジェクションだったのですが、オーナー様が

この914を入手した時は、すでにキャブ仕様に変更されていました。

交換の目的は、いじくりまわされすぎた調整箇所の摩耗や燃料漏れがひどいので

新品へ交換となりました。



交換するキャブです。

オーナー様の手入れが良いので問題がなさそうにみえますが

もうデリケートな調整ができません。



そしてデスビです。これはもう交換したアフターパーツのデスビで

ポイント点火からフルトラにしました。

そしてこのデスビはバキューム進角付きですのでよりスムーズなエンジン

コントロールができ乗りやすなります。オリジナルはありません



デスビのバキューム進角を作動させるため負圧の取り口を取り付けます。

キャブの加工はしないで、マニーホルドとキャブの間に挟み込むキットを

使用します。



ただ、もともと付いているパーツではないのでキャブを取り付けるボルトの

長さが足りなくなります。

キットの中には入っていないので延長ボルトを製作するしかありません。

このへんは「工夫しろ」って言う暗黙のアフターパーツです。

輸入車ではよくあることです。

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