サビ処理

本日は定休日ですが、作業は通常通り行っています。（営業はしていません）



R２１６カブリオレをメンテナンスでお預かりしてます。

ホロや、ボディーはかなり綺麗です。

ただ、下廻りのシャシに腐食が多くみられます。

このまま放置しますとパーツの強度低下や故障の原因になるのでサビ処理を

行います。

まずサビですが主に鉄についてです。

鉄は自然界で酸化した状態であるそうです。それは鉄が科学的に一番安定できる

からだそうです。

それを採掘して製鉄して鋼にしてます。

逆に言うと、鋼は不安定でサビたくてしょうがない状態と言えるでしょう。


車のシャシやボディーの多くは主に鋼でできています。

ただ、そのままではサビるのでメッキや塗装などの防錆処理がされています。

この防錆処理も永遠ではありませんので劣化します。

今回はこの劣化と路上にまかれた融雪剤が原因と思われるサビ処理を行います。

長期作業になる可能性があるので久しぶりにリジットラックで車体を支えます。



融雪剤は、塩化カリウムと塩化ナトリウムがあります。どっちも塩です。

これが、サビたくてしょうがない物に付着したらどうなるでしょう・・・・・・


とりあえずなってしまった事はしょうがないので、できるだけ分解しパーツに

してからサビを除去し防錆し塗装をしたいと思います。

作戦

サビを削る。取りきれないサビを薬品で安定させる。エポキシ系防錆塗装をする

こんな感じでいきたいと思います。

クラシックカー

先月の所沢で行われたクラシックカーイベントですが、見学に来て頂いた

お客様の他に実際車両展示され、参加されてた当店のお客様も数名いました。

輸入車、国産車の中からまずは国産部門で「トヨペット・クラウウン・RS41」　

で参加されてたこの車両です。

　

この車は前オーナー様から委託販売でお預かりし、長い間エンジンを始動してない

ガレージ保管車両でしたのでエンジンだけ始動できるよう整備しました。



そして、今のお客様とご縁があり販売となりました。

その後、１年近くでしょうか・・・・

今回のイベントで再会しました。

きちっと整備され、路上デビューをしてました。

クラシックカーを整備維持して行く事は有る程度努力が必要ですが、こうした

形でまたお会いできた事は大変うれしく思います。


どんどんクラシックカーが減少して行く中、次のオーナー様へ橋渡し的なお手伝い

ができ、これからもずっと絶やさないで行ければと思います。

冬支度

車検でフリーランダーをお預かりしてます。

車検ではタイヤを外してブレーキ点検を行いますのでこのタイミングで

「スタッドレスタイヤに履き替えたい」とのご依頼です。

冬支度ですね。

タイヤはホイール付きでご持参頂きました。

タイヤを積んだり降ろしたりするのは重労働ですので腰には気おつけて下さい。



ご自宅でご自身で作業される方はケガをしないよう十分に気おつけ、

定められた方法で安全第一で行ってください。

また、ラグナットのオーバートルクにもご注意ください。




余談ですが、こちらも本格的な冬になる前にいちご苗の植え替えをしました。

いちごは、冬を越させると良いらしいです。



ご常連様にも手伝って頂き短時間で終了。

８０株ほど植えました。

ご常連様にはお礼に２０株ほどプレゼントしました。

来年４～５月ごろ収穫できますよ。

品種は「とちおとめ」です。

アマランス

メンテナンスでMGFをお預かりしました。

オーナー様は、生粋のFフリークで数え切れないほどのいろいろな車所有歴のある

とてもエンスーな方です。


前に乗ってたFが高速でエンジンブローしたため「また買っちゃったよ！」と

ご来店頂きました。

今回購入されたのは、アマランスです。

今となっては、とても珍しい色です。F自体も少ないのでとても貴重に感じます。

Fではこの他にボルケーノと言う色がありました。

アマランスは紫色をした花の名前だそうです。

ボルケーノは噴火口、煮えたぎるオレンジ色だそうです。

またRV８では、ウッドコートグリーンと言う色もありました。

振り返ると、MGやローバーはカラフルでとても綺麗な色が多かったなと

思います。



でも、派手じゃないんですよね！

とにかくみんないい色なんです。

C5 作業中

点検でお預かり中のC５です。

サービスマニュアルに従ってすすめています。

川越店から専任メカがきて一緒にやってます。



ハイドラモデルのハンドブレーキは、前輪にあったり大変ユニークな

車です。



インストルメントパックの不具合いを点検中