オールメイクス埼玉ブログ

~修理日記の巻~

もろもろ作業中

月火と定休日明けの水曜日、

今週も宜しくお願いします。

お盆休みだったオーナー様もいらっしゃるとと思いますが

特にトラブルやレッカー搬送連絡はありませんでした。

なによりですね!


まずはこちらはR200カブリオレ



完成した本革シフトノブを取り付けです。

おそらく本革仕様は日本で1台?世界で1台?



こちらは運転席ドアのウインドウスイッチ他が機能しないとの事で

お預かりしてるラシーンです。



途中の画像はありませんが分解診断でハーネスとコネクターが接続

される基盤に劣化があり現物修理となりました。



このスイッチですね!



そしてこちらはドナーとなったR75です。



エンジンは問題なく使用できると判断し、取り外します。

バンパーやラジエーターサポートを外しATオイルクーラーが

外された状態です。



EXシステムも外します。

フロントダウンパイプからリヤマフラーまで1本物でそれなりに重量があり

長ものパーツでバランスをとって外すのに苦労します。



エンジンを取り外すのに配線、配管、操作ワイヤーケーブルなど

すべてを外し降ろしの準備完了



ミッションが付いたまま降ろしますが重心を探すのにちょっと苦労

しました。

吊り上げです。



吊り上げてボディーやフレームに干渉しないようにクレーンごと後退します。



無事に取り外しできました。

非常に重いのでちょっとした事が破損や事故怪我の元になります。

安全第一です。



車両側も問題ないか確認です。



ミッションは不具合でロック状態です。

今回は使用しませんのでエンジンと切り離します。



エンジン側のフライホイールとミッション側のトルクコンバーターは

ボルトで連結されてるのでサービスホールの蓋を外しボルトを外します。

4本あります。



コンバーターは切り離す際に抜け落ちる、またはずれたりするので

通常の奥行位置をメモしておきます。

ステーターやパワートレーンと噛み合うスプラインなどがあるので

正規の状態を確認しておきます。



正規の位置に来るようにハメるのは経験しかありません

位置だけ覚えておきます。



トルクコンバーターのパイロットです。



コンバーターのパイロットはフライホイールのホールに収まります。



エンジンミッションが切り離されました。



ここからエンジンだけを再度吊り上げ移動し、別の台車でエンジン本体の

メンテナンスを行います。

次回レポートします。



余談

今週火曜日もキャンプ場の管理業務です。

いつも綺麗にご利用頂き有り難うございます。

今回は先週天候が悪くウッドチップエリアの草刈が途中で中止になったので

その続きからです。

快晴でとても暑い日でした。





ウッドチップエリアやエントランス付近は雑草が目立ちます



暑いので林間に陣をとります。

日陰は涼しいです。



と言う事で今回は無事の終了です。



時間に余裕があったので林間通路も草刈とブロワーによる清掃をしました。

次週はまた草原エリアの草刈となります。

もろもろ作業中

月火と定休日明けの水曜日

今週も宜しくお願いします。

まずはお知らせ

今月は通常営業となります。


それでは続き、R200カブリオレから



ドライブシャフトブーツ交換です。

パックリ口を開く感じで切れています。

バンドを外しブーツを切り取ります



CVジョイントを外します。

スプライン勘合、Cクリップでロックされているので打ち外します



新しいブーツを取り付け



CVグリスを充填してCVジョイントを打ち込み、ブーツをメタルバンドで

固定します



外した時の逆手順でもとの場所に取り付けます。



今回は左右交換してます。



スピンドルナットをロックしてカシメます。

このときハンマーで打ちやすいようにラグボルトが邪魔にならない

位置でハブスプラインに先に合わせておきます。



交換後の画像ですがドライブベルトとパワステベルトを交換しました。



ドライブベルトが裂けていました。

これが切れの原因になります。

定期点検をしてなかったらおそらく出先のトラブルとなった事でしょう。



シフトノブを本革仕様にする作業ですが、今回は専門業者に依頼する

予定でしたがベースとなる部分の成型までは出来ないと言われてしまいました。

なので当店ですべての工程を行う事としました。

と言う事でベースとなる金属パーツに樹脂で仕上がり寸法を逆算して厚みを

持たせ成型をし研磨した状態です。

時間のかかる作業なので毎日コツコツとすすめます。



形になりました。表皮に3mm厚の革を張るので仕上がり寸法と革を巻き込む

形状に成型してます。



途中の画像がありませんが成型したシフトノブから革に移す型紙を作り

その形状で裁断した革をシフトノブに巻きます。

裏の位置で合わせ目を縫い合わせます。



巻き終わったらなじませます。



完成です。



左が製作した本革仕様で右がオリジナルで劣化加水分解した表皮樹脂です。

車検整備が1台終わらせられるほどの時間がかかりました。




こちらはドナーとなったR75です。

エンジンを使うので、必要な試験を終えてエンジン内部を

確認する作業になります。



ミッションが壊れていて前進後退もできずホイールはロック状態なので移動は

代車に乗せて押します。



本来なら5分ほどで終わるリフトに乗せる作業ですが1時間以上かかりました。

ワンオペでの作業はこんな時辛いですね~



インテークチャンバーを外します。



インマニ、フューエルレールも外します



取り外したパーツです。



これでVバンク内が良く見えます。



サーモケースも外します。

取り付け面の腐食状況を確認します。

ウォータージャケットが茶色いのは水回り管理が悪かった為ですね。

LLC濃度が薄くウォーターレールパイプ内部が錆びたのが原因と思われます

ホース類は社外応用で加工交換されパーツで水漏れ修理に苦労した痕跡が

あります。

水を補充しながら乗った時期もあったのでしょうか・・・

エンジンは取り外したら正規の修理方法で使用します。



吸排気バルブを上側から確認できます。

蓄積物はすなく綺麗です。

エンジンが調子よく作動してる証拠です。



ラジエーターホースは繋ぎ合わせた物で正規のホースではないです。

茶色い錆び水が出てきます



このエンジンはダイレクトイグニションになる前のモデルですね。

プラグコードが使われていますが、キャップが劣化して割れています。



エンジン内部はオイルフィラーを外して内部の汚れを確認します。

オイル管理は良かったようですね!

薄い汚れで内部は綺麗です

そして水分が混入してる形跡もないので致命的なオーバーヒート歴はないと

思われます。




クランクプーリーのトーショナルダンパーも問題ないですね!

走行距離の少ないエンジンなのでこれぐらいが普通と思われます。



オイルドレンはクイックタイプに変更されています。

工具を使わずオイルを排出できるコックです。

オイルには気を使われてたエンジンと思われます。




余談

火曜日はキャンプ場の管理業務です。

今にも雨が降り出しそうな日でしたが草刈作業するにはいつもより

暑くなく楽でした。



しばらく雨がふらなく雑草も成長が悪かった先週でしたが今週は

ウッドチップエリアの雑草が目立ちました。



ちょっと雨が降った今週でもうこんなにのびて来てます



それでも全体の雨量は少ないので川の水量も少ないです。

源流に近いのですぐに影響を受けます。

山から湧き出る水が無いのでしょう



先週草刈した所は綺麗です。



午後は、雨が降り始めたのでファイヤーピット廻りの草刈だけでこの日は

作業終了となりました。

今の所雨による泥濘の箇所はなくコンディションが良い状態です。

もろもろ作業中

月火と定休日明けの水曜日、

今週も宜しくお願いします。

まずはこちら



一時抹消登録してお預かりしてたR75に新たなオーナーとの出合い



継続検査を受け登録する事に

ただ遠方登録となる為、予備検査付き渡しで準備スタート

厳密に言うと予備検査での24ヶ月点検は不要となりますが良い状態で

乗って頂く為に同等の整備を行います。

通常と同じ内容の車検整備を行います。



下廻りから点検整備



しばらく動かしてなかったのでブレーキは錆びていますが軽度の錆びですので

問題はないでしょう。

ブレーキの状態は新品に交換されてから走行距離は少ないと思われます。



リヤも同じです。



スタビリンクのブーツが切れジョイントがダメになっています。



取り外したスタビリンクです。

上下のジョイントブーツが切れ、左右同様です。



お預かりしてるドナー車から移植しようと思いましたが同様にブーツが切れ

それをシール剤で応急処置されてる状態だったので移植は断念!



当店在庫の新品を取り付け



エンジン廻りも点検していきます。

特にサーモ廻りからのクーラント漏れは必須点検項目です。



Vバンク内にあるので確認はしずらいですが漏れはないので

メンテナンスされてると思われます。



リヤのサス廻りは特に問題ないようです。

次週、検査予約がとれています。






そしてこちらはフロントウインカーが点灯しなくなったとの事で

お預かりしたR75



事前に確認済ですがバルブ切れではなく通電不良です。



バルブホルダーが腐食して通電不良をおこすケースは良くありますが

ホルダーに腐食はありません




バルブと接触する端子も綺麗です。



バンパーフェイスの配線は車両との接続はこのカプラーです。

ここにも電源が来ていません



こうなると時間をかけて配線をたどるしかないですね、

不具合はハーネスとボディー側の干渉による断線でした。






そしてこちらはR200カブリオレ



ドライブシャフトブーツ切れでパーツを本国オーダーしてますが

そろそろ入荷する為、みこみで作業再開



左右のドライブシャフトを外します



左右ともハブのスプラインから腐食固着もなく綺麗に外す事が出来た為

ベアリングへのダメージはありません



外したドライブシャフトです。

インナージョイントグリスがもうゆるゆるでたれてきます。

場合によってはジョイント内部のメクラのシール不良でミッション

オイルが混ざってる可能性があります。


そしてこちらは同車のシフトノブ



表面の樹脂は経年劣化で加水分解してます。



ベタついてヒビが入りどんどん崩れていきます。



完全に金属むき出しになりました。



このシフトレバーは供給終了の為、これをベースに特注でリメイク

します。

型お越しからになるので時間がかかります。

グリップは樹脂ではなく本革での修復となります。





そしてこちらは右ドアの電源に問題があるようでドアにあるスイッチでは

作動しないとの事でお預かりしたラシーンです



着手もで少しお待ちください




余談


毎週火曜日はキャンプ場の管理業務です。

最高気温が記録的になった日ですね!

本当に暑い中での作業でしたが、ムリの無い範囲で体調には十分に

気をつけながらの作業となりました。

暑いせいか野鳥の声もしません



先週草刈したウッドチップエリアは良い状態です。



川の水量は水不足でかなり少ないです。



今回は奥の草刈です。



このエリアは1ヶ月ぶりになります。



車は木陰に移動



ここの草刈は根から切る草刈となる為、時間がかかります。

また草刈機への負荷も大きいのでオーバーヒートに注意しながらの作業です。



管理通路も草刈



予定してた管理通路までの草刈が終了

少し日が短くなった気がします。

山間の日暮れは平地より早いので余計に感じます。

もろもろ作業中

月火と定休日明けの水曜日、

今週もよろしくお願いします。


まずはR200カブリオレ続き



点検でフロントホイールを外すと内側のリムにモリブテングリスが

飛び散っています。

モリブテングリスと状況からドライブシャフトですね!



はい、やはりドライブシャフトアウターブーツが切れています。

ロアーアームボールジョイントにもグリスがたっぷり



反対側はまだ切れていませんがヒビが入り限界の状況です

ドライブシャフトブーツは本国オーダーとなります。ので

オーダーしてから最短でも入荷は2週間後です。



あとドライブベルトとパワステベルトが交換になります。



こちらは継続検査後のミニです。

検査場からの帰り冷却水温が高めで違和感を・・・

午前中はエアコンを使用しながら検査場に向かった時点では特に

気が付きませんでしたが午後、気温がさらに上昇しオーバーヒート

ぎみに・・・

エアコンを切り走行してればヒート水温にはなりませんが電動ファンが

停止しません。

一定の水温まで下がれば自動停止するはずですが店に戻るまで作動したまま

あきらかに冷却能力が低下してる症状です。

水量が少ないか、サーモが不良で循環してないか・・・



診断結果はラジエーターコアのチューブ詰まりでした。

スケジュールの都合で忙しく写真を撮り忘れ、すでに交換済の画像です



中をのぞけるのはここしかありません。

本体にキャップが付かないラジエーターが最近は主流なので中の状況を

見れるのは良いサンプルです。



一般的には漏れなどで交換するラジエーターですが、今回は詰まり!

チューブを結晶のような物が塞いでいます。

おそらく全体の半分近くがこのような状況でラジエーターを流れる

水量が減りヒートぎみになったと思われます



交換したラジエーター

そしてサーモスタット、

それとラジエーターキャップ!

これはすでに壊れてて、回してロックが解除された瞬間、中からスプリングが飛び出して

きました。

もう再使用はできないので交換です。




余談

火曜日はキャンプ場の管理業務



今回は先週やり残したウッドチップエリアの草刈を終わらせ



入口ゲート付近の草刈

そして倒木を移動して清掃



林間通路の落ち葉、枝もブロワーで飛ばし清掃

夏場日差しの強い日でも林間通路は涼しいですがナラ枯れが多く

落下してくる枝には十分に注意して下さい

怪我するほどのサイズが落ちてきます。



エントランススロープの草刈と排水溝の清掃

今季は昨年の排水溝対策のせいか、泥濘はかなり改善されてます。

雨量が少ない影響でもあるかもしれません。

ウッドチップエリアも含めかなり状態は良いです。

今の所、安心して車高の低い車でも奥まで行ける状況です。



川の水量は少ないです。



次回の作業予定は奥へ続く管理通路の草刈と



奥のウッドチップエリアの草刈です。



木陰周辺もだいぶ伸びてきました

もろもろ作業中

月火と定休日明けの水曜日、

今週も宜しくお願いします。

まずはお知らせ

本日水曜日は先週のお知らせの通り朝からの外出で店に戻れる時間が

分かりませんのでご了承ください





ではこちら、言わずと知れたR220は燃料ポンプ交換



診断作業は事前に終了でフューエルポンプを交換します。

ただ供給終了のパーツの為ポンプモーターのみを分解して交換します。

ただこの方法は他の車両でも行った例があります。

国産輸入車両方ですが、安易に手に入るポンプモーターはメーカーも

出所もわからないおそらく隣国大陸製と思われる無印パッケージで

届く物で不良品率が非常に高いイメージです。

ただ今回はレースで使っている実績のある物でパッケージもメーカーの

物をオーナー様がご用意して頂きました。

安心して交換です。



まず先に燃料を完全に抜きます。

作業中にタンクを傾けたりしながら外す事になるので出来る限り

抜かないとガソリンをブチまく事になります。

非常に危険です。

ガソリンの取り扱いは本当に注意が必要です。

タンクを取り外すスペースは十分にありそうです。



給油口とタンクの接続部分を確認

外すホースはガソリン、ブリーザーの他エミッション系もあります

配管、配線を確認します。



配管やホースを保護してるカバーも外します



給油口側からの作業スペース確保のためライナーを外します



全体が良く見えるようになりました。



給油口とタンク側のジョイントホースを外します



すべての配管、ホース、配線を外しタンクを固定してるバンドを

外し、タンクを降ろします



降ろすさいにわずかに触れるだけで粉々になるカプラーがあります。

リヤホイール用のABSセンサー配線です。



完全にバラバラになる前に補強します。



左右で2ヶ所です。



位置関係はこんな感じのレイアウトです。

タンクを付けてから行うスペースはないので先に済ませて準備します。



タンクが降りました



ポンプはタンク上面に固定されています。



ポンプが外れました。

本来純正ではこの状態、ポンプAssyで供給されています。

現在は供給されていませんのでポンプモーターのみを交換します。



左がお預かりした社外の新品モーターになります。

流用になりますので仕様が違い、ストレーナーも違います

ポンプモーターは樹脂カバーケースの中にブッシュをかいし

固定されています。



オリジナルのポンプモーターを外し固定ブッシュを移しますが

工夫と加工が必要です。




タンク底面からポンプまでの高さを測定しストレーナーの位置を決定



組み込む準備が出来ました。

ポンプパッキンも交換です。



逆の手順でタンクを戻し燃料を入れます



IGをオンにしてポンプ作動音を確認し

エンジン始動・・・

燃圧計が上がりました

エンジンも普通にアイドリングしガス欠症状はポンプ交換によって

直りました



配管やホース類から燃料漏れがない事を確認してカバー類を取り付け

終了です。


そしてこちらのR200カブリオレは定期点検



足回りやブレーキから点検します。


そしてこちらはドナーでお預かりのR75

ミッションが故障していますがエンジンを使う予定なので

エンジンの状態を確認と点検

分解を行います。









余談

毎週火曜日はキャンプ場の管理業務です

ただ先週は天候が悪く作業は中止、2週ぶりの管理業務です。



1週間遅れただけでウッドチップエリアは雑草で覆われてました。

それもかなり成長してます。



ファイヤーピットもごらんの通り

もうビックリです。

1ヶ月ぐらい空けたような感じです。

自然が元に戻ろうとする生命力はほんとすごいです。




反対の角度からの画像



管理通路奥のエリアはそれほどでもなかったです。

これ位なら許容範囲です。

ただ今回はここまで手がまわらないので次回の作業とします。



時々豪雨になる関係で川の水量は復活してます。

源流に近いので雨の影響は受けやすいです。



日差しが強く暑さ対策で林間に陣を置きます



草原エリアの草刈と違って根から切る作業になるので時間は倍かかります

午前中の1Rでこれだけしか出来ないのと暑さでギブ

昼飯にして午後から再開



午後作業はあと少しで終わらせる見込みが出てきたところで

突然の雷雨

作業中断です

後に天気は回復しましたが雷が近いのでこのまま安全の為今日の

作業は終了しました。



赤枠内は草刈終了



あと少しでしたが落雷の可能性が高いので終了です。

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