昨日レッカーで入庫したR75です。
クーラントシステムに誤ってエンジンオイル添加剤を入れてしまったとの
事です。
まだ入れたばかりで5分ほどしか走行されていなようなので早急に処理します。
冷却水経路はエンジン、ラジエーター、ヒーター、ホースやパイプから構成されていますが
耐油性部品は少なく油性で劣化します。
ただ、まだ入れたばかりなので混ざらずタンクやホースにとどまっている油が
あると思われますので分解して探します。
すでにサーモやホース類の内側は油性でぬるぬるしています。
排出したクーラントにも油膜が張っています。
注入した量は300ccとの事ですが、その全量がもう流れてしまったのか?
エキスパンションタンク付近を確認すると・・・
ホースからオイルが垂れてきました。
まだ混ざらずとどまっていたオイル添加剤です。
量を確認します。
全量ではありませんが、全量の30%ぐらいはありそうですね~
とりあえず個別に洗浄できるものは、分解して洗浄します。
その後は、油処理剤をクーラントシステムに注入して油性分解洗浄してから
ラジエーターフラッシュで繰り返し洗浄してみましょう。