車検でお預かりしてるMGFです。
車高を調整しようとポンプを用意したのですが、コイルスプリング
コンバージョンキットが組み付けてありました。
すっかり忘れてました。
いずれにしても、検査基準値に対しグレーにならないよう調整します。
それと、MGFのオイルフィラー・・・・
これがちょっとやっかいなのです。
通常Kシリーズエンジンはヘッドカバーにフィラーキャップが付いています。
MGFもついていますが、リヤエンジンでフードカバーが被っていてオイルジョッキ
が使えません。
そこで純正装着されている移設のフィラーからオイルを入れます。
これがどこに移設されているかと言うと、オイルレベルゲージのチューブの上です。
ですので早い話、レベルゲージの小さな穴からオイルをいれるのです。
当然流れる量が制限されますから注入には時間がかかります。
ちびちび入れる訳にもいかないので入れ口はボトル状になっています。
ただ、細いチューブパイプの上にボトル状の物がある訳ですから当然振動の
影響を受けます。
となるとこうなります。
振れ止めのブラケットがありますが、ほとんどのMGFはここにダメージが
あります。
これは完全に破断してます。金属疲労が原因です。
説明が長くなりましたが修理その物はたいした事はしないです。
溶接して付けなおすだけです。
ただ、振動が無くなる訳ではないので溶接したビードの横からまた新たな
クラックが、何時か再発します。
余談
今月、10月16日(日)、ところざわ自動車学校で開催されるクラシックカー
イベントのエントリー車種のアナウンスが配布されました。
当店も参加出展しますので当日は、お店はクローズとなりますのでご了承ください。
また、今年は20周年記念と言う事で主催者側も力が入っているようなので
お時間等ご都合がつく方は、ぜひご来場頂ければと思います。(無料)