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オールメイクス埼玉ブログ

~修理日記の巻~

ディスカバリー・シリーズⅡ

ディスカバリーⅡが車両積載車で搬送されてきました。

エンジンが始動できず自走できません。

オーナー様によると、朝は始動できたそうですがその後再度始動できなく

なったそうです。

早速、状況を確認するためにキーを回すと無反応ですね~

バッテリの問題ではありません。




セルモーターの電源系を調べるとリレーが作動してません。

キーシリンダーからのセルモーターON電源はきてますが・・・・・



診断をすすめて行くと、リレー自体は故障してないのでリレー

コントロールの問題の感じがします。

リレーコントロールはBCUがおこなっていますので、セキュリティー

やシフトポジションなどの条件が問題でエンジンスタート許可をBCUが

行ってなのが今回の故障の概要かと思われます。

もと詳しい診断とテストが必要です。

最悪BCUの故障もありえます。


ポルシェ・914完成

デスビにバキュームを接続する為に取り付けたインマニのアダプター、

その分厚みが増えキャブを取り付ける長さが足らなくなったスタッドボルトを

製作し、延長しました。

これでキャブを取り付ける十分な長さです。



そして、キャブの取り付けです。

基本的同じ物を取り付けますが、リンクの形状等が微妙に違うので

元のキャブから移植しながらの作業です。

後はリンクの取り付けになりますが、左右同時にスロットルが

開閉するようにデリケートな調整をします。



取り付けに関するすべての作業が完了したらいよいよエンジンを

始動して、とりあえずアイドリングさせながら暖機して調整を

繰り返して行きます。

左右の同調が重要です。

このキャブには、チョークが無いので冷間始動の調整は不要です。

冷間始動は慣れです。

そして路上テスト、アイドリングから高速まですべてのレンジで

細かいセッティングをして完成です。



オーナー様ご納得のエンジンレスポンスとスタートからの吹け上がり・・・・・

ポルシェ・914 本来の走りを取り戻しました。

ポルシェ・914

メンテナンスで、1973y ポルシェ・914をお預かりしてます。

6気筒ではなくVWエンジンの2リッター4気筒搭載です。

個人的には、VWエンジンのほうがアフターパーツが豊富で楽しめます。

914、ビートル、カルマンギアはどちらかと言うとドイツ生まれアメリカ育ち

で現在も空冷水平対向エンジンの人気は衰える事がありません。

今回使用するパーツもすべて米国ショップからの直輸入品となります。


メインの作業はウェーバーキャブの交換です。

オリジナルの仕様はメカニカルインジェクションだったのですが、オーナー様が

この914を入手した時は、すでにキャブ仕様に変更されていました。

交換の目的は、いじくりまわされすぎた調整箇所の摩耗や燃料漏れがひどいので

新品へ交換となりました。



交換するキャブです。

オーナー様の手入れが良いので問題がなさそうにみえますが

もうデリケートな調整ができません。



そしてデスビです。これはもう交換したアフターパーツのデスビで

ポイント点火からフルトラにしました。

そしてこのデスビはバキューム進角付きですのでよりスムーズなエンジン

コントロールができ乗りやすなります。オリジナルはありません



デスビのバキューム進角を作動させるため負圧の取り口を取り付けます。

キャブの加工はしないで、マニーホルドとキャブの間に挟み込むキットを

使用します。



ただ、もともと付いているパーツではないのでキャブを取り付けるボルトの

長さが足りなくなります。

キットの中には入っていないので延長ボルトを製作するしかありません。

このへんは「工夫しろ」って言う暗黙のアフターパーツです。

輸入車ではよくあることです。

ルーフスポイラー

ローバー416・ツアラーにランチャ・デルタ用のルーフスポイラーを

取り付けています。

当初、お預かりしたパーツキットを無加工で取り付ける予定でいたが

やはりそこは車種違い・・・・・

マウントのサイズや形状まったく合いません。

むりに取り付ける事はできますが、見た目の問題です。

そこで、マウントだけはツアラー用にワンオフ製作することになりました。


まずベースとなるマウントステーを製作します。

これを基準に箱状のマウントに仕上げていきます。

スポイラーの角度からして空気抵抗は大きいと思われます。

その分ステーに掛かる力は大きくなるのでそれなりの強度が必要ですね。

車体を押し下げるぐらいの力がかかりますからね。





ステーの加工が終わり仮設置してます。

これで問題なければ、ステーを箱状に仕上てからスポイラーと

ステーを塗装します。

ローバー825

ローバー・スターリングの後継モデル、ローバー827 ホンダエンジンを

搭載したモデルではなくローバーエンジン KV6を搭載した後期の数少ない

モデルです。後のローバー75、フリーランダーに搭載されるエンジンの初期

型となります。

初期のエンジンなだけあって発売当初、ヘッドガスケットに不具合があり

ローバー・825のエンジンは故障で全滅し対策済みエンジンへの交換作業が

毎日行われてた記憶があります。

現存するローバー・825は、みな対策済みエンジンですよ。たぶん?



今回は車検でのお預かりとなります。

新車からのワンオーナー車で、とても大切にされていますが、細かい不具合が

蓄積しているようです。

買い替えも検討をされ、新車も見に行かれたようですが、ローバー・825より

良いと思える車が見つからず、R825の全面的修理の決断をされたそうです。



レザーシートではなく、モケットのモデル Siですね~







余談

となりの畑でネギの植え替えを行っていました。



いつも農作物の育て方をいろいろ教わっています。

 

頂けたりもします。

うれしいですね~

焼き鳥、ネギマでもしますかね~



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