お知らせ
車検検査基準がかわります。
令和5年10月からOBD検査のプレ運用がはじまります。
検査開始は令和6年10月からとなります。
こちらはモデルチェンジした新車からが対象となりますので当店ご利用の
オーナー様は特に気にする必要はありません。
* OBD オン・ボード・ダイアグノーシス 車載故障診断装置
自動運転など高度補助装置等の不具合記録を確認しますので当店では対象車が
ありません。
問題はヘッドライト検査の基準です。
令和6年8月からヘッドライト検査の測定方法が変更になります。
平成10年9月以前に製造された車のヘッドライト検査はハイビームで行い
今までとおり変わりませんが、平成10年9月以降に製造された車はロービーム検査対象です。
現在はロービーム検査対象車がロービーム検査で光量等の検査不合格となった場合
でもハイビーム検査で基準を満たせば検査合格となります。
これが令和6年8月からロービーム検査対象車のハイビーム検査は行われなくなります。
ロービーム検査で合格にならなければ車検は通りませんと言う事になります。
現在、当店でロービーム検査対象車がロービーム検査で合格する事はまれでほとんどの
車が不合格となりハイビーム検査で救済されてます。
ここで、対策で考えられるのが高効率ヘッドライトバルブの交換、HIDへの改造
LEDバルブの取り付けなどいろいろありますが、経年劣化したヘッドライトには
基準を満たす効果がほとんどありません!
令和6年8月からロービーム検査対象車のほとんどが車検不合格となる事が予測され大荒れに
混乱すると思われます。
黄ばんだヘッドライト、リフレクターが曇ったヘッドライト、プロジェクターの劣化した
ヘッドライトは交換が必要となります。
角ライト、まるライト、(ローバーミニ、ディフェンダー90~110)など世界基準の
昔ながらのヘッドライトの入手は難しくありませんがモデル専用のヘッドライト、
ローバー75、レンジローバー、ディスカバリー当は、おそらく本国オーダーとなります。
輸入には1ヶ月から3か月かかる場合が御座いますので車検時期に合わせ計画的にパーツの
手配を前もって準備される事をおすすめします。
場合によっては年式等で供給終了となってる場合もあります。
検査時に不合格となりそれからヘッドライトを手配と言う事にならないようにする必要が
あります。
当店のほとんどのオーナー様がロービーム検査対象車となりますので、車検証の初年度
登録等のご確認を宜しくお願いします。