今週もタイトスケジュールとなりそうです。
只今満車ですが、1日でも早くお返しできるようにがんばりたいと思います。
定休日の昨日はまず国産車の車検です
いたって普通なので何の問題なく整備して終了となりました。
次にエアコンの修理でお預かりしてるR200です。
まずはガス漏れしてるバルブのOリングを交換します。
同サイズのOリングが在庫からちょうど良いのがみつかりました。
こちらのOリングを交換して再度システムを作動させテストをしてみましたが
最終的にはコンプレッサーだと思われます。
そして本日ですが、アクセルをオンオフさせるとガタガタ異音がすると言う事で
ミニをお預かりしてます。
手でエンジンに荷重をかけてみると簡単に振れてしまいます。
支えに異常がありそうです。
通常ならステディーロッドとそのブッシュでしっかり固定されています。
原因が判明しました。
ステディーロッドを固定しているボルトが破断しています。
しかもエンジン側です。
やっかいですね~
シリンダーブロックに直接ネジが切られているところですから破断した
先っぽはブロックに残っている事になります。
ブロック面から破断した先っぽが見えますがこうなると簡単には取れません!
つかみどころがないのです。
また、ボディー側のボルトも錆ついてぬけません・・・・
それでもボディー側はなんとかなるので、ブロック側を外せるかが
一番重要です。直径8ミリほどのボルトの中心に穴を開けて逆タップでぬく
方法でやります。
ただ作業スペースに余裕がないので特殊なドリルを使って開けます。
画像は作業に集中しすぎて撮り忘れました。
そして逆タップをかけます。
逆タップが折れるとすべてが終わるのでこれも慎重に力を加えながらダマシダマシの
作業です。
だいぶ時間がかかりましたがなんとか取れました。
破断した部分は2個にわかれてとれました。
左から逆タップ 、破断ボルト、新品ボルトです。
あとはボディー側ですが、こちらも簡単ではないですが、ブロック側が抜ければ
解決したも同然ですね!
オーナー様、ちょっと特殊作業になっていますので工賃がすこしかかりそうです。
部品代はそれほどでもないです。