昨日の作業になりますが、R400ツアラーのタコ足付けで、遮熱版と
ダウンパイプをエンジンに固定するブラケットを製作し、取り付てけました。
純正の場合、エキマニは鋳鉄でかなり重いパーツなのでブラケットもかなり
しっかりした物が付いてましたが、タコ足をつける事ですべて元のブラケットや
ステー、遮熱版が使えなくなります。
タコ足はパイプを曲げて製作し複数を溶接したパーツの集合体で、見た目よりデリケートな
パーツです。振動や曲げなどのストレスが繰り返しかかると破断してしまいます。
また、薄いパイプで放熱量が多いので熱害が鋳物より大きいです。
タコ足は、動力性能の向上はしますが、こういった弊害もでます。
それらのパーツが無しでも短い期間なら問題ないと思われますが、日常的に使用する
場合は、あるていど耐久性をもたし故障の原因にならないよう対策が必要になります。
見た目はたいしたパーツではありませんが、ワンオフでの製作となると、寸法
出しから、材料の切り出し加工、曲げや溶接をしてると1日かかります。
でも、その分対策パーツの効果は大きいのでやはり必要です。