月火と定休日明けの水曜日
今週、そして7月も宜しくお願いします。
まずはこちらのR220
スターターモーターが作動せず始動できないとの事ですが、見た目で
様子がおかしいです。
スターターモーターのマグネット内部がむき出しになっています。
通常大きな力がかからないとこのような脱落はしません!
不思議ですね~
とにかく交換します。
パーツはオーナー様が用意して下さってます。
マグネットスイッチが外れてますね~
おかげで片手しか入れられない狭い場所でB端子のネジがゆるめられず
取り外しに苦労しました。
ただ交換すれば始動出来ると思っていましたが、あまかったです。
始動できません!
サービスマニュアルを用意して電源の診断です。
マグネットスイッチの電源が来てません・・・
おそらくマグネットスイッチ破損で電源に問題が起きたと思われます。
電圧降下による作動不良を防止する為後付けの追加電源とリレーが付けられています。
そのフューズが切れていたので交換して解決!
と思ってもまだ電源が回復しません!
純正の回路を診断していくとリレーが故障してる事が判明
結局どれが本当の故障原因かわかりませんが直りました
これが今回の交換したモーターやリレーとフューズです。
マグネットスイッチがどうしてこうなったか不思議です。
そして車検を保留にしてるディスカバリーⅡです。
OBDにオーナー様からお借りしてるテスターを接続しフォルトコードを
確認すると・・・
パージ、ミスファイヤー、エアフロの3点が故障検出されています。
パージは実際に不具合があったので修理!
これでエラーから削除です。
ミスファイヤーについては燃調の不具合で失火を検出したと思われますので
残る疑わしい原因はリセットができないエアフロ・・・
こちらはパーツ待ちで作業保留となります。
そしてこちらは車検整備中のR200カブリオレ
2年乗られてなかったので確認されてる不具合の修理から先に行っています。
このモデルも95年以降からはローバーのKシリーズエンジンでホンダ
エンジンではありません!
エアコン作動時はクーリングファンが強制で作動するので問題はありませんが
エアコン止めるとクーリングファンが停止し冷却水温が上昇しても作動せず
オーバーヒートします・・・
センサーには電源が来てます。
直接アースに落とせば作動するか確認してもファンは回りません
マニュアルでどうコントロールされてるのか診断です。
アース回路はECUにはいり制御されてるとちょっとやっかいになります。
まずは原因を調査
下廻りも不具合がないか点検、
ブーツやジョイント類も大丈夫ですね~
ブッシュ類も大丈夫です。
2年ほど使用されてない車なのでEXシステムの腐食が心配です
見た目ではわからない所内側から腐食するからです。
あと、ブレーキディスクがもうサビで凹凸が出てるので交換した方が良いですね
そして今週のお預かりはこちらのMGF
ドアアウターハンドルが破損して開閉ができません。
パーツを本国オーダーしてますので入荷までしばらくお待ちください。
そしてこちらのR400T
ステアリングラックリンクのガタでお預かり
パーツはオーナー様からお預かりしてますので着手します。
余談
今週火曜日は雨になるか気にしてましたがタイミングが少しずれたのか
晴れ後曇り
とくにキャンプ場の草刈に影響はありませんでした。
朝到着すると草原の奥からこちらをシカが見ています。
残念ながら画像にシカは映っていませんでした。
山側に渡った後でした。
夕方見かける事はありますが朝見たのは初めてでした。
若いシカでしたが栗色の毛が朝日に照らされ緑の中でくっきり見えました
美しい光景でした。
草刈りにシカのいた場所に来ましたがこの辺りに山側へ渡れる砂防があります。
この辺が人がいなければ出入りしてる場所なので獣道になってます。
ここにテント泊すれば朝のシカが見れるかもですよ・・・
ちなみに久しぶりにイノも来たようです。
イノは荒らすので歓迎しません!