月火と定休日明けの水曜日、
7月最終日、そして今週も宜しくお願いします。
先にお知らせした通り8月は臨時休業がありますので予定にご注意ください
その他通常営業で夏季休暇はありません。
まずはこちらのMG-ZTは定期点検続き
作業も終盤、部品も入荷したので足回りから
ロアーアームブッシュ交換です
圧入されてますがプレス等を使うほどではありません
バール等でこじる感じで抜けます。
新しいブッシュを取り付け固定です。
そしてブレーキパッド交換
これはリヤです。
R75とMG-ZTは基本的に同じ仕様ですがZTのリヤブレーキはフロント同様
ベンチレーティッドディスクです。
流石スポーツカーブランドですね
これはフロントの取り外したブレーキパッドです。
消耗して交換のタイミングですがベースプレートからライニングが剥離してます
ブレーキの効きがあまい感じはこれが原因です。
そして今回のメイン作業はトランクの雨漏れ
まずはシャワーテスト
30分ほどのシャワーテストで水が浸入しました。
右テールランプ取り付け部に水滴があります。
左も同じように侵入してます。
もっと長い時間をかけると違う浸入もあるかも知れませんが今回はこの
範囲で一番の原因となる雨漏れを修理します。
テールランプとボディーの間にあるパッキンに問題がありますので
ランプを取り外します。
裏返すとこれがパッキンです。
パッキンを洗浄して確認すると左右対称ですが同じ場所でパッキンが切れてます。
同じ場所で切れてると言う事は劣化で切れたわけではありません
重ねてもぴったり同じ場所です。
これは製造過程でパッキンシートを型で打ちぬいて製造してない理由です。
バンドソー的な機械で切り抜いた時、切りはじめの場所を最後に接着して製造
その場所が経年で剥がれた跡です。
パッキンを作り直します。
現物から型を取るので接着して繋ぎます。
パッキンシートは高耐候性強化ウレタンフォームシートを使います。
接着場所を作らないよう手間をかけシームレスで切り抜きます。
経年で剥がれる事はもうありません。
左右対称で裏表はありませんので1つの型で左右分が作れます。
接着してどこも繋ぎ合わした場所はありません。
ライト裏の突起に合わせパッキンをはめ込み準備!
このまま単純に取り付けるとそれも雨漏れの原因になるのでボディー面との
当たりを点検
ネジでしめつけますのでパネルに歪があります。
R75 MG-ZTのテールランプ取り付け面はフラットです。
歪があるとパッキンの当たりが悪くなるので新規取り付けは修正します。
これでテールランプからの雨漏れは完璧です。
R75及びMG-ZTのトランク雨漏れの大半の原因はテールランプのパッキンです。
製造過程で雨漏れする原因があります。
どのR75、MG-ZTも必ず漏ります。
テールランプ以外ににも雨漏れしてるか確認はできてません!
長時間のシャワーテストなど時間をかけて探す事は可能ですが合理的では
ないので念の為、漏れた場合に溜まらないようドレンを設置します。
逆流防止の為、突出しにして取り付け
そしてこちらのディフェンダー90
こちらはテールランプが雨水で電源カプラーが腐食し不灯になるようです。
場所は左のブレーキ、スモールのコンビランプです。
ランプを取り外し
腐食がすすみ接点ターミナルがありません
カプラー側も腐食
カプラー側もリペアキットで交換
車両と端子が合わないので同タイプの物に交換
新しいランプとカプラーを取り付け防水
かぶせ物をすると水が抜けず溜まる可能性がありますが今回はオーナー様
と相談しこれで様子みます。
次はボンネットを開ける必要があるのでタイヤを降ろします
車へのダメージ、そして腰痛にならないよう注意をしながら降ろします
無事に降りました
エアコンの効きが悪いとの事なのでゲージを付けプレッシャーを計ります
気温、ガス圧などから状況を確認します。
今回は経年によるスローリークの可能性があるので補充して様子見となりました。
ガスの入れすぎは禁物です。
余談
今週火曜日もキャンプ場の草刈です。
普段刈ってる場所はだいぶ落ち着いてきました。
こまめに刈りこんでるので光合成が不十分なのか弱り始め成長が遅い感じがします。
油断はできませんが・・・
ただ手を付けられていない場所はすでに藪です。
川沿いをまだ行ってないので川の場所が確認出来ないほど背丈以上に成長してますので
川に落ちないよう気をつけて下さい
今回は川沿いの草刈をする予定でしたが天気急変で作業は中断
画像部分の通路草刈のみで終了となりました。