ワンオフパーツの製作やパーツ供給終了などで現物修理を必要とする
場合は作るしかないです。
ただ、大量生産するわけではないのでどうしても高価になります。
小さなパーツを作るにしてもジュラルミンで作るか、スチールで作るかで
材料の価格も違いますし、作る物の倍近いサイズの材料を仕入れないと作れません。
そこから図面を作ってその通りのサイズに加工していきます。
これも機械加工だから早く出来るというわけでなく、工作機械に材料をセットしたり
調整をしたりするのですぐに加工できるわけでもないです。
加工が始まっても1ミリ単位で切削するので、何度も何度も同じ場所を往復しながら
徐々に仕上がり寸法へ近づけて行きます。
なので、材料代のほか、時間がとてもかかるのでどうしても価格に影響してしまいます。
1円硬貨を作るのに材料費 アルミ原価0.7円、その他製造や人件費で1円・・・・・
1円玉作るのに2円ほどかかるそうです。
ちなみに100円硬貨の製造コストは25円だそうです。