月火と定休日明けの水曜日、
今週、そして9月もラストまで宜しくお願いします。
まずはこちらのタコ足(ヘダース)
ダッヂの社外エキマニで米国車ではヘダースと呼ぶパーツです。
パーツのみのお預かりで排気熱酸化劣化割れによる排気漏れを
再溶接で修理しました。
ただ、サーキット走行で使用との事なので800度近くまでは上がってる
と思われ通常より劣化の状態が深く限界にきてます。
一応形にはなっていますが酸化劣化で材も薄くもろくなっていて
たたくと割れそうなほどもろいです。
溶接しても熱収縮に耐えられず溶接してるそばから新しい亀裂が入ります。
それでもご了承の上で今回は溶接盛をしながらとりあえず割れと穴を
塞ぎました。
難易度はそれなりにあります。
そしてこちらのミニはクーラント漏れ続きです。
作業スペース確保の為補機類を外します。
正面2ヶ所のメクラが良く見えるようになりました。
メクラの劣化による錆び穴からクーラントが漏れています。
このメクラはたたいて回転させると抜きやすいです。
こんな要領ですね!
鋳鉄ブロックならではの作業でアルミシリンダーではライナーが入るので
メクラはありません
製造過程の鋳造で必要な砂抜き穴になります。
それと冷却水が凍結膨張した際ブロックの損傷を防ぐ為の役割でも
あります。凍結した場合はここから圧力をにがします。
水道管が凍結破裂するほど水の凍結膨張力はすごいです。
外したメクラです。
小さな穴が開いていますね!
これは錆びによる穴です。
ブロック側もメクラのはまる所に劣化などが無いか確認します。
新しいメクラを打ち込む前に研磨して表面を仕上げます。
新しいメクラです。
これにガスケットニスを塗布して打ち込みます。
あとは逆の手順で組み上げて終了です。
あとテールランプからのトランク内雨漏れ修理です。
パッキンの劣化による漏れですね
亀裂がありますね
新しい物と交換して終了です。
そしてこちらはR75
ウインドウレギュレーターのリペアキットをお預かりしてますので
今回はそれを使って修理します。
そしてこちらはディスカバリーⅡ
シフトレーバーがPから動かずレッカー入庫
どの車でもよくある話でシフトレバーはブレーキペダルを踏まないと
基本ロック解除されません!
スイッチはブレーキランプスイッチ兼用が多く今回もブレーキペダルを
踏んでもランプが点灯しませんのでスイッチその物の故障です。
ペダルの根本に付いています。
これを交換すれば解決です。
あと、リヤのドリンクホルダーが閉まらないとの事で点検
取り外し
分解修理中の画像は紛失したので完成の画からになります。
中身を取り外しスプリングを掛け直しリンクを合わせ組み付けます
破損個所が今回はなかったので外れたパーツを再組み付けしもとに
もどりました。
動作確認をします。
黄色いギヤがついていますがこれはいきおいよく飛び出さないシリコン抵抗ですが
もうその機能はないようです。
手で押さえながら作動させる事をおすすめします。
もとに戻します。
何度か動作か確認をして問題ないようなので終了です。
余談
火曜日はキャンプ場の管理業務です。
草原エリアの草刈は終わってますので管理通路とその奥を草刈し
今回は先週の続き、ウッドチップエリアの整地がメインとなります
今週はイノの痕跡がありますね~
先週整地した場所を耕してくれてます・・・
これからはイノとの戦いになる季節ですね!
今回はだいぶ秋らしくなってきたので焚き火をしました。
本能的にイノが嫌うにおいなので少しでも効果があれば良いのですが・・・
右が整地終了部分
左が未整地部分で豪雨によるウッドチップ流出でウロコ状の凸凹跡があります。
これをレーキで引き上げ均していきます
あと少しで全部終わりそうでしたが用意したレーキ2本とも折れてしまい中断!
それでも気温が低くなったせいか体力的には余裕がありかなり広範囲の整地
が出来ました。
あとわずかです
また豪雨で流れれば最初からですけど・・・
ファイヤーピットのサークルも整地が必要ですね!
泥濘部分はまだ作業がすすんでいませんので
車での入場は少しお待ちください。