Home > 記事一覧

オールメイクス埼玉ブログ

~修理日記の巻~

もろもろ作業中

月火と定休日明けの水曜日、

今週も宜しくお願いします。


まずはこちらのR75は板金塗装

実は去年の12月にお預かりし年内完了を目標に作業してましたが

苦戦して年明けに完成

左側面をぶつけてしまい本来ならドア交換になる作業でしたがリサイクル

パーツがなく板金で修理をお願いしました。



凹んだ場所は内部にインパクトビームがあり裏からはたたき出しが出来ないので

表から治具を溶接して引き出す板金作業です

塗膜を剥がした場所はすべて引出ています。

少しずつ少しずつ見極めて行う大変手間時間のかかる作業です。

本来なら交換となる凹みがここまで引き出せるのは正直すごい技術です。

ただ平な大きな面なのでデコはかならず残りますので総パテで仕上げます。



パテ付をしては研ぎを何度も繰り返し面を整えていきます。



だいぶ整いました。



サイドシルのわずかな凹みも引出ます。



サフェーサーを入れ下地を仕上げます。



サフェーサーを研ぎ面をさらに仕上げていきます。

なっとく出来るところまで何度も繰り返します。



面が仕上がったら一度色を入れます。

映り込みをテストします。

反射する景色のゆがみを見てます。

だめならまたサフェーサーを入れ研ぎで修正です。



映り込みにゆがみが無くなりました。

これで水研ぎとバフで仕上げれば完成です。

いつもお願いしてる板金塗装協力工場はディーラー時代からお付き合いが

あり個人的にも40年近くの付き合いがあり良くも悪くもクセを知ってますが

技術的には間違いないです。

サロン出展用カスタムカーやレーシングカーの製造でもお世話になり

輸入車新車の手直しから事故修理まで長いお付き合いをさせて頂いています。

ただいつも混んでいますので予約しても時間がかかりますのでご了承

下さい。



そしてこちらは車検でお預かり中のR400続きです。



EXシステムの腐食パイプを新規に製作し直し溶接で繋ぎます。



仮溶接をしたら元のフランジを取り付け、リヤマフラー間のパイプを

準備します。



似た曲がりのパイプがありましたので流用します。



角度を現物合わせして仮溶接します。



いい感じに仮溶接できました。

クリアランスやアライメントの問題なしを確認したら一度外します。



外したら仮溶接部をすべて本溶接します。



車に取り付けます。



綺麗にサス廻りと干渉しない位置に収まっています。

これで排気漏れ修理は終了です。



まだ他に修理は残っていますがメーターも修理後の調子はよさそうなので

継続検査にきました。

ただ一度目はライト検査で不合格となりました。

店ではハイビーム検査で光量光軸とも基準を満たしてましたのでロービーム検査

は不合格でもハイビームで合格させるつもりで調整してます。

ただ検査場では、ロービーム検査からスタート・・・

この時点でバルブに問題があるのかハイビームとロービームの焦点差が

広すぎて不合格

なんとか始まりの最初のロービーム検査で合格させるしかないことになり

ロービームの光量不足を解消させるためロービームバルブを交換

通常の高品質国産のノーマルバルブへ交換



付いていたのは青いバルブでした。

交換後は今回ギリロービーム検査で合格となりました。

おそらく次の車検では合格しませんのでヘッドライト交換の準備を

して下さい。

また、ヘッドライト検査基準の変更でなんとか明るくしたい気持ちから

ホワイトバルブ、いわゆる見た目が青白く光る青いガラスのバルブに交換

される方が増えていますが、色的に明るく思えるだけでほとんどの場合

光量不足ですので交換される場合は普通に小糸やスタンレー等のちゃんとした

メーカーのノーマルバルブに交換した方が明るいです。

今回の例も同じです。


そしてこちらは車検でお預かりのミニです。



車高を気にされていましたが地上高は問題なく前後バランスも問題

ないようです。

ただ車高調整がついていますがラバコンがそろそろ交換時期になるかと

思われます。



フロントブレーキは問題有りません。



リヤブレーキの摩耗もまだ大丈夫ですね!

ホイールシリンダーは交換した方がよいかもです。



足回りのブーツ切れやガタもありません。



マフラーは交換したばかりなので問題無ですね、

リヤサスは少しガタがありそうですが様子見にします。



ご依頼のクーラントを交換します。



ライト廻り検査とヘッドライト検査をします。

ただライトテスターが反応しません。

光量計がまったく動きません?

テスターが壊れたと一瞬思いましたが・・・?

念の為ヘッドライトを分解しバルブを確認



やっぱり青いガラスのバルブでした。

光量不足だけでなく光軸を拾えないバルブでした。



スタンレーのノーマルバルブに交換したらテスターが反応、

そして光量計も上がり検査基準を満たしています。

光軸も拾っています。

青いガラスのバルブ又は類似品はヘッドライトを青白く光らせるドレスアップパーツと

思って下さい。

ほとんどの場合検査基準を満たしてないので車検では不合格となります。



そしてこちらはホンダのクロスロード

その昔、ディスカバリシリーズ1の初期モデルがホンダから

クロスロード名で販売された時期がありましたね。

ホンダディーラーでは手に負えず修理依頼がよく来てたのを

思い出しました。

名前が違うだけでランドローバーディスカバリーシリーズ1ですからね!



本題ですが施錠してもリヤ左ドアだけ勝手に開いてしまうそうです。



動作確認するとドアラッチがドアロックアクチェーターと一体で

その本体その物の作動が悪いようです。



裏からみるとコレですね



交換するにしてもガラスレールが邪魔をしてるので手間はかかりそうです。

とりあえず部品商にパーツの在庫納期を確認します。


そしてこちらはフロントサスの異音とガタでお預かりのR416です。



初検でタイロッドリンクにガタがあるようです。

その他にも不具合が複数見つかりました。

在庫してないパーツは本国オーダーしてますので少しお待ちください。



そしてこちらはオイル漏れ修理でお預かりのR75です。



ついでにサーモ廻りもメンテナンスをしたいとご依頼です。

着手までもう少しお待ちください



余談

毎週火曜日はキャンプ場の管理業務



気温が高い日でしたので霜はおりていませんでした。

ただしばらく0度を下回る時が続き霜がおりたり溶けたりを繰り返してたので

ウッドチップがフカフカで歩きずらいです。



川の水も氷が溶けて流れています。



花粉もおそらく飛んでいます。

茶色いですね~


作業の方はイノが荒らした所もなく落ち葉清掃も必要ないので

泥濘撤去です。



先週の続きです。



乾季でパサパサに思えますが雨で水を含むとグチョグチョになります。



上がウッドチップ層下が粘度質層でその下が石層です。

この粘度質層は乾季でも水を含んでいてネチネチして重い土です。

これが水はけを悪くする原因です。

粘度質層まで撤去して石層を出せばしっかりした地面になります。




昼飯は暖かいので汁物はなし



湯を沸かしますが風がすこしあるのと天候急変の可能性大なので

焚き火は中止

風は2m前後だと思われますが・・・



ガスコンロを使用



この日はあと少しで左側に並ぶところまで撤去できました。

あと少しですね!



全体を見渡すとだいぶ改善されたと思います。



次回は撤去作業の前に在庫のウッドチップを移動しないと出来ません



2トン車で降ろしてるのでそこそこあります。



























もろもろ作業中

月火と定休日明けの水曜日、

今週も宜しくお願いします。

年明け、本格的に通常業務作業に戻った1週間でした。



まずはこちらのボルボのエアインテークグリルから

年末からの続きです



切り取った部分のジュラルミン補強をした後の成型作業から今年最初の

作業スタートです。

ワンオフ製作したジュラルミン補強パーツを本体にボルト固定

これで変形を抑えられるので樹脂も盛っても剥がれにくくなります。

一体感のある成型をします。

余分な部分は丁寧にヤスリで研ぎます。



基本的に当店で行う作業はここまでの荒らしあげ・・・

とは言っても他の作業に影響がないよう合間をみて作業を少しずつしてますが

連続で作業してもこの手の作業は荒仕上げでも何十時間もかかります。

ここから塗装工場に引き継ぎます

完成を待つ事になります。



そしてXトレイルは無線機取り付け



基本的に取り付けキットと言う付属品はなく代用品などで工夫しながら

付けるのが一般的です。

ただ仕上がイマイチになりがちなので今回はお仕事としてお受けしてますので

ワンオフで取り付けステーを製作

取り付け後の画像ですが以下は作業画像です。

適切なサイズでそして適切な強度と仕上がりにします。



長さを合わせカットしネジ穴にタップをたてます。

単純なパーツに見えますがこんな物でも完成まで数時間かかります。

加工する時間よりも形を決定するまでの考える時間がかかります。

他の操作の邪魔にならない位置を決定し試作などを繰り返してして最終の形を

考えます。



ワンオフステーを車両に取り付け



本体付属の純正パーツを取り付けして操作パネルを取り付ける

順番です。

配線なども必要です。



こちらは車検でお預かり中のR400です



マフラーの作業に着手



中間マフラーEXシステムとリヤマフラーを取り外します。



腐食して穴が開いてるのと肉厚が腐食でう薄くなり強度もありません。

修理しないと折れる可能性があります。



リヤマフラーのS字パイプ根本に穴があり排気漏れをしてます。



中間のEXパイプにも穴があり排気漏れをしています。

排気漏れは一酸化炭素中毒になる危険性があるので車検は通りません!


そしてこちらはスピードトランヂューサー

電気式スピードメーターの信号出力するパーツです。

構造は機械式の軸出力にセンサーを取り付けるタイプです。

スピードメーター不良は車検が通りません!



マフラーの修理に加工に入る前に交換します。



右が新品です。



カプラー形状も同じです。



そしてマフラーの加工修理に戻ります。



中間EXシステムのパイプが腐食穴あきしてた部分を作り直します。

防錆の為亜鉛メッキされた鋼管をカットして曲がりを製作して行きます。

今週はここからの続きとなります。


あと画像にはありませんが、R416足回りメンテとR75のオイル漏れを

お預かりしました。




余談

今年2度目のキャンプ場管理業務です



先週は雨あがりでしたが今週は快晴です。

ですが朝はかなり冷え込んでいます。

ウッドチップをひいてありますが霜でフカフカです。

ただ直に土を踏まなくてすむので靴に土はくっつきませんので快適ですよ・・・



管理通路奥までパトロール

イノやシカの野生動物被害は今週もありません



川の水も凍結する寒さです。

でも陽がさすと一気に気温が上がり霜も溶け寒さは感じません

日中は肉体労働をすると逆に暑いぐらいの一日でした。



昼飯の準備は焚き火をしながら・・・

煙のにおいは残るので少しでも動物からの被害が減るのを期待してます。



午後は山林エントランス部の泥濘撤去



先週の続きです。

左と同じ位置を目指し撤去します。



カットラインを入れ地層から剥がして石面が露出するところまで撤去



今回撤去できたのはこの範囲・・・

重機を使えば全部やっても数時間で方付くと思われますが人力なので

ちょっとづつです。



あと2回ほどの撤去作業で左に並びそうです・・・

そこまでできたら次はまたどう整地するか考え、より使いやすい

環境にしていきたいと思います。








2025年、令和7年 新年おめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

年末年始の休暇、そして月火と定休日明けの水曜日、

今週、そして本年も宜しくお願いします。

年始は5日から通常営業で特に休暇中のトラブル連絡はなく何よりでした。




まずは今年最初の作業はボルボのパーツ預かり作業続きから



インタークーラーのエアインテークグリルをカスタム中でカットした部分を

ジュラルミンで補強パーツを製作、そしてボルト固定

このあとポリパテで1次成型して形をイメージします。

硬化待ちの間、次の作業・・・



こちらのR114はクラッチワイヤーのトラブルでお預かり中



エアクリーナーボックスを外しクラッチレバーからワイヤーを取り外します。



このレバーにワイヤーは接続されています。



ワイヤーを外しました。

すでに供給終了してますので再使用する部品と分け

ワンオフで作り直します。


そしてこちらのR400は車検でお預かり中



パーツが本国より入荷しました。



ドライブシャフトブーツとスピードメータ用のトランデューサーです。

これでメーターの作動が改善されれば良いのですが・・・

EXシステムの修理も含め作業はまもなく再開します。


そしてこちらのエアコンコンプレッサークラッチパーツはR216用



コンプレッサー単体でのお預かりでクラッチ修理をしてますがすでに供給終了です。

ただ独自ルートで外径がちょっと違いますがこのコンプレッサーに適合する

社外製品のクラッチキットを輸入しました。

現物と比較するとプーリーのオフセットはほぼ同じに見えます。

外径のわずかな違いだけで流用できる可能性が高いです。



そして今年初のお預かりはこちらのR75でオーバーヒート修理です。



診断、着手するまで少しお待ちください。


そしてこちらはXトレイル



修理ではなく無線機の取り付けと配線の取回し改良です。



余談

火曜日は2週間ぶりのキャンプ場管理業務です。



40日ぶりの雨が降りその雨あがりでコンディションは良くありませんが午後には天気が

回復し、日がさしてきました。

一部の地域では雨天が続いたところもあったようですね。

まずは全体をパトロール

不審物、不法侵入跡は無くまずは一安心

そしてイノやシカにも荒らされていませんでした。

静かで川の音、鳥のさえずりしか聞こえません

市街地に近いのに山奥に居るような感覚になれる本当に自然豊かな良い場所です。

今年も皆様に楽しんで頂けるよう維持していきたいと思います。

そしてここをお貸して頂いているY様には心よりお礼申し上げます。



雨あがりで川は増水してますね・・・

雨期なみの水量です。

カモやサギなどの水鳥がいますが今日はカワセミがいました。

警戒心が強くちょっとでも近づくと飛んで行ってしまいます。

スマホで写真をとるのは難しいです。



この日の作業はエントランス林間部の落ち葉清掃から

だいぶ落ち着いてきたので量は少ないです。



そして昼飯は焚き火をしながらです。

獣よけもかねています。

煙のにおいは本能的に嫌うようなので利用者がいない時でも煙のにおいが

残るよう定期的に焚き火をしています。



焚き火をしてますが湯を沸かす程度で料理してる時間はありません

弁当です。



午後は有志の皆様が集めてくれた倒木を薪にする為切ます。



チェーンソーで玉切りにします。

焚き火用なので店で使う薪ストーブ用より短くカットしてます。



枯れ木なので乾燥は早いと思います

薪割して使って下さい。

そして去年からの続き、泥濘の撤去作業です。



今年はまず右側を撤去します。

質の違いで左側より作業がかなり楽でした。



左のスロープの所まで今月中に撤去するのが目標です。



緑枠が撤去予定箇所で赤枠がこの日撤去できた部分です。仮スロープは

ありません。

まだ車は手前左側から入って下さい。







今年も一年有り難うございました。

2024年12月28日土曜日

まずはご案内

本日は今年最終の営業日で定時閉店となります。

2025年1月5日日曜日から通常営業となります。

6日(月)通常定休日、7日(火)はキャンプ場管理業務日となりますので

宜しくお願いします。

そして今年一年大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。

また来年も宜しくお願いします。

そして皆様にとって良い年になりますように



ではまずこちらのR220は続き作業



エンジンルーム内、O2センサー配線がボンネットストラットに干渉し被覆チューブが

切れています



中の配線その物はキズはありませんでしたので表面の被覆を補修して

干渉する部分は強度の高い物で保護して終了となります。

そして燃圧計が条件によって針が安定しません

断線の可能性がありますので導通検査をしながら追跡です。



有りました、断線箇所

ギリギリ繋がってたようで接触不良っぽい作動をしたと思います。

フューエルプレッシャーレギュレーターの圧力センサーのターミナルが

触るだけで切れました。



ターミナルを付け直して接続して終了です。

油温計も作動不良をおこしていますので同様の手順で追跡



こちらはオイルクーラーラインに温度センサーが付いています

センサー配線は一体のパーツで見た目は断線がありません。

内部断線かどうかは不明です。



途中からメーター側の線に接続するカプラーがありますが断線箇所はありません。

診断結果をだすには一度センサーを交換して確認したいところです。



そしてこちらは英軍単車用にカスタムでお預かりしたキャリアです。



これをベースに軍用パーツ風にリメイクします。

まずは不要箇所と必要箇所を切断します。



円の部分をキャリア本体に再溶接します。



仕上げ塗装はまだですが溶接した状態です。

これで一度英軍に納品します。



ディフェンダーでご来店頂きました。


そしてこちらはクラチワイヤー切れでお預かりしてるR114です。

原因を調べます。



ワイヤーが切れていますのでクラッチペダルは無負荷になりますので

床にはりついています。



足元を確認すると・・・



こんな物が落ちていました。

抜けた歯みたいですがクラッチワイヤーの一部です。



室内側から引き抜くとペダルとの接続部分が欠損してます。

足元に落ちてた部分がそうですね!

と言う事はワイヤーその物が切れたのではないようです。


すでにパーツ供給終了してますので現物修理ですね!

樹脂ではなく金属で作り直したいと思います。




余談

先日ご案内したようにキャンプ場で焚き火をする際のするかしないかの

判断基準を設定しましたが、目安になる吹き流しの用意ができました。



吹き流しはキャンプ場に設置しますが、風速計はこちらで利用中は定期的に

風速を測定したいと思います。



吹き流しです。



風速計です

簡易的な物で数千円で購入できますので参考までに・・・



吹き流しは砂防の上に設置しました。

移動できますので必要に応じて場所を変えられます。

そして27日にご利用頂いたお客様よりお便りです。



寒波の関係でしょうかいつもより霜が全面真っ白です。

寒い朝だったと思われます。



日中は穏やかで陽もさし満喫できたようです。

オシャレな焚き火ですね~


お店の方では薪を少し片付けました



なかなか玉切に出来なかった残りの原木をチェーンソーでカット



玉切にしてそのまま積む物と割る物と分けます



斧割する物以外は棚に積んで乾燥させます。



冬の間に薪割したいのはこれだけでなく国道側に積んでる約5トン分の

玉切があります。



これをなんとかやりきらないとです。

薪割してみたい方ご連絡下さい 

大歓迎です(笑)





もろもろ作業中

月火と定休日明けの水曜日

今週も宜しくお願いします。


まずはこちらのACコンプレッサー

R216からの取り外しでお預かり修理です。



異音がするとの事で点検したらベアリングにガタがありプーリが

グラグラしてます。

このシリーズのコンプレッサーは流通してますが今回お預かりのプーリーと

クラッチ組み合わせのパーツは供給されていません

ベアリング交換で直せるかが問題です。



まずはマグネットクラッチを外します。



30万キロ使ったコンプレッサーなのでクラッチの摩耗が限界です。

ここまで減ったのをみるのは久しぶりです。



つぎにプーリーを外します。



クラッチを引き寄せる電気マグネットです。

ベアリングのガタでプーリーとエナメル線部が干渉しショートしてます。



問題のベアリングです。



マグネットコイルも外しました。



もうクラッチ部が摩耗し使えるプーリーではありませんがベアリングの状態を

確認する為一応外します



ベアリングが外れました。



水が浸入したかグリスが酸化したか?

どちらが先かわかりませんが油切れで錆びて劣化摩耗してます

ガタの原因です。

もうこのプーリークラッチは供給されていませんので近いプーリー形状と

外径を流用するしかありません。


そしてこちらは車検でお預かりのR400



かなりレアなモデルです。

当時、販売台数はありましたが現在はほとんど見かけません!



初検ではドライブシャフトブーツ切れ



ジョイントブーツは次回ぐらいまで行けそうです。



タイロッドリンクに少しガタがありますがパーツは供給終了

検査的にはまだ合格するレベルです。

交換が必要になる場合は流用で探す事になります。



EXシステムは腐食による穴あきがあります。

こうなると検査は合格しません



リヤマフラー付近にも腐食穴があります。



そして一番の問題はスピードメーターが時々動かなくなる事です。

検査はパスしません!

症状の確認はできていませんが症状の話からスピードトランデューサーの

可能性があります。



通常のメーターケーブル方式だとこの位置で直接ケーブルで機械的に回転を取り出し

ますが電気式メーターなので回転を信号に変換するトランデューサーが付いています。

スピードメーターが不動の症状になる時はエンジンチェックランプも点灯するとの

事なので関係を調べます。

メーター単体の故障ならECUには出力してないと思われます。



サービスマニュアルでトランデューサーとエンジンECUとの関連を調査



やはりスピードトランデューサーの信号はエンジンECUに入力されています。

となるとメーター不動になる現象はこの部品のトラブルの可能性が高いです。

交換するまではわかりませんが・・・

まずは疑わしきを交換です。


そしてこちらはボルボV60のインタークーラー用インテークグリルです。



カスタム中でデザイン変更してます。

不要箇所をカットしてますので補強作業が必要です。

これを行わないとパテ仕上げ箇所が後に割れます

綺麗に仕上げても割れてしまったらだいなしですので補強です。



金属パーツを骨材として固定してからパテ仕上げとなります。




そしてこちらはR220

今回はバッテリ交換でお預かりです。



通常の場合ボンネット内にバッテリは搭載されてますが、こちらの場合

レイアウトの都合でバッテリはトランク搭載に変更されています。

なので通常の交換より手間がかかります。



交換の準備をします。



バッテリターミナル位置が今回使用するバッテリのタイプの関係で位置変更

しますがターミナルその物は再使用します。

ただ緑青(ろくしょう)でガチガチです。

緑青は銅の腐食で錆びの進行を止める酸化被膜でもあります。

また毒性は低い物とされいますので危険性も低いです。

熱湯で溶ける物質で綺麗になります。



熱湯をかけながらブラシで磨くと綺麗になります。

給油して仕上げます。

あとはバッテリを載せ替え固定して終了です。



そして今週のお預かりはR114

クラッチワイヤー切れでレッカー入庫です。



遠出中のトラブルでなく不幸中の幸いでしたね・・・

パーツは本国発注となります。



余談

今週火曜日は本年度最後のキャンプ場管理業務です。



一番奥は霜でガチガチです。

太陽の位置が低く日陰の時間が長いので日中も溶けません



まずはウッドチップエリアの落ち葉清掃



落葉のピークをすぎたので落ち葉清掃も楽です。

ウッドチプエリアにはファイヤーピット、直火可能の場所があります。

落ち葉清掃は万が一の場合にそなえ延焼を引き起こさない為に行っていましたが

これで作業が楽になります。



ファイヤーピットのサークルもメンテナンス

石の輪外周にはウッドチップを入れていません

土面です。熱によるウッドチプの炭化防止で火災対策です。



草原の草も枯れはじめてきました・・・

イノが耕した場所が目立ちますが完全に枯れ春になる前には整地します。



泥濘撤去作業中の仮スロープの傾斜がきついとの事なので傾斜角を

滑らかにしたいと思います。



確かにきついですよね!



変更後です

だいぶ滑らかになったので入りやすくなったと思いますが接触するかしないかは

下車して目視で確認して下さい



乾季で地盤はかなり安定してますが両端はフカフカです

赤線内を通過して下さい。




注!


それとキャンプ場利用で焚き火をする際の基準を作りました。

一般のキャンプ場を参考に決めた焚き火利用基準です。

火災防止の為に設定する基準です。

焚き火は風速4mまで可能とします。

4mに満たなくても危険を感じる場合は中止して下さい

風速4mを超える中での焚き火は全面禁止となりますので厳守して下さい

また冬季は乾燥、風の強い日が多くなる時期でもありますので夏季より

注意が必要です。

キャンプ当日の天候は天気予報なども参考にする事も必要かと思います。

天候は時間で変化します。

特に強風注意報が出てる場合は風速に関係なく中止して下さい。

山に囲まれ風の影響がすくなく判断しずらいですが近隣へ配慮面で

お願いします。

火遊びは火をつける消す技術だけでなく火遊びを中止すべきかどうか気象条件等で判断

する事も技術の一つかと思います。

近日中に吹き流しの風速計を設置しますのでそれまでの間は気象庁などを参考に体感で

判断して下さい

宜しくお願いします。










カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
2 3 4 5
6 7 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリー

オールメイクス埼玉 ホームページ

http://allmakes.ashigaru.jp/

最新コメント

[02/05 オールメイクス埼玉]
[02/04 Sekikawa]
[07/20 Robertagign]
[12/11 オールメイクス埼玉]
[12/09 雷鳥]

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R