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オールメイクス埼玉ブログ

~修理日記の巻~

もろもろ作業中

月火と定休日明けの水曜日

今週も宜しくお願いします。


まずはこちらのACコンプレッサー

R216からの取り外しでお預かり修理です。



異音がするとの事で点検したらベアリングにガタがありプーリが

グラグラしてます。

このシリーズのコンプレッサーは流通してますが今回お預かりのプーリーと

クラッチ組み合わせのパーツは供給されていません

ベアリング交換で直せるかが問題です。



まずはマグネットクラッチを外します。



30万キロ使ったコンプレッサーなのでクラッチの摩耗が限界です。

ここまで減ったのをみるのは久しぶりです。



つぎにプーリーを外します。



クラッチを引き寄せる電気マグネットです。

ベアリングのガタでプーリーとエナメル線部が干渉しショートしてます。



問題のベアリングです。



マグネットコイルも外しました。



もうクラッチ部が摩耗し使えるプーリーではありませんがベアリングの状態を

確認する為一応外します



ベアリングが外れました。



水が浸入したかグリスが酸化したか?

どちらが先かわかりませんが油切れで錆びて劣化摩耗してます

ガタの原因です。

もうこのプーリークラッチは供給されていませんので近いプーリー形状と

外径を流用するしかありません。


そしてこちらは車検でお預かりのR400



かなりレアなモデルです。

当時、販売台数はありましたが現在はほとんど見かけません!



初検ではドライブシャフトブーツ切れ



ジョイントブーツは次回ぐらいまで行けそうです。



タイロッドリンクに少しガタがありますがパーツは供給終了

検査的にはまだ合格するレベルです。

交換が必要になる場合は流用で探す事になります。



EXシステムは腐食による穴あきがあります。

こうなると検査は合格しません



リヤマフラー付近にも腐食穴があります。



そして一番の問題はスピードメーターが時々動かなくなる事です。

検査はパスしません!

症状の確認はできていませんが症状の話からスピードトランデューサーの

可能性があります。



通常のメーターケーブル方式だとこの位置で直接ケーブルで機械的に回転を取り出し

ますが電気式メーターなので回転を信号に変換するトランデューサーが付いています。

スピードメーターが不動の症状になる時はエンジンチェックランプも点灯するとの

事なので関係を調べます。

メーター単体の故障ならECUには出力してないと思われます。



サービスマニュアルでトランデューサーとエンジンECUとの関連を調査



やはりスピードトランデューサーの信号はエンジンECUに入力されています。

となるとメーター不動になる現象はこの部品のトラブルの可能性が高いです。

交換するまではわかりませんが・・・

まずは疑わしきを交換です。


そしてこちらはボルボV60のインタークーラー用インテークグリルです。



カスタム中でデザイン変更してます。

不要箇所をカットしてますので補強作業が必要です。

これを行わないとパテ仕上げ箇所が後に割れます

綺麗に仕上げても割れてしまったらだいなしですので補強です。



金属パーツを骨材として固定してからパテ仕上げとなります。




そしてこちらはR220

今回はバッテリ交換でお預かりです。



通常の場合ボンネット内にバッテリは搭載されてますが、こちらの場合

レイアウトの都合でバッテリはトランク搭載に変更されています。

なので通常の交換より手間がかかります。



交換の準備をします。



バッテリターミナル位置が今回使用するバッテリのタイプの関係で位置変更

しますがターミナルその物は再使用します。

ただ緑青(ろくしょう)でガチガチです。

緑青は銅の腐食で錆びの進行を止める酸化被膜でもあります。

また毒性は低い物とされいますので危険性も低いです。

熱湯で溶ける物質で綺麗になります。



熱湯をかけながらブラシで磨くと綺麗になります。

給油して仕上げます。

あとはバッテリを載せ替え固定して終了です。



そして今週のお預かりはR114

クラッチワイヤー切れでレッカー入庫です。



遠出中のトラブルでなく不幸中の幸いでしたね・・・

パーツは本国発注となります。



余談

今週火曜日は本年度最後のキャンプ場管理業務です。



一番奥は霜でガチガチです。

太陽の位置が低く日陰の時間が長いので日中も溶けません



まずはウッドチップエリアの落ち葉清掃



落葉のピークをすぎたので落ち葉清掃も楽です。

ウッドチプエリアにはファイヤーピット、直火可能の場所があります。

落ち葉清掃は万が一の場合にそなえ延焼を引き起こさない為に行っていましたが

これで作業が楽になります。



ファイヤーピットのサークルもメンテナンス

石の輪外周にはウッドチップを入れていません

土面です。熱によるウッドチプの炭化防止で火災対策です。



草原の草も枯れはじめてきました・・・

イノが耕した場所が目立ちますが完全に枯れ春になる前には整地します。



泥濘撤去作業中の仮スロープの傾斜がきついとの事なので傾斜角を

滑らかにしたいと思います。



確かにきついですよね!



変更後です

だいぶ滑らかになったので入りやすくなったと思いますが接触するかしないかは

下車して目視で確認して下さい



乾季で地盤はかなり安定してますが両端はフカフカです

赤線内を通過して下さい。




注!


それとキャンプ場利用で焚き火をする際の基準を作りました。

一般のキャンプ場を参考に決めた焚き火利用基準です。

火災防止の為に設定する基準です。

焚き火は風速4mまで可能とします。

4mに満たなくても危険を感じる場合は中止して下さい

風速4mを超える中での焚き火は全面禁止となりますので厳守して下さい

また冬季は乾燥、風の強い日が多くなる時期でもありますので夏季より

注意が必要です。

キャンプ当日の天候は天気予報なども参考にする事も必要かと思います。

天候は時間で変化します。

特に強風注意報が出てる場合は風速に関係なく中止して下さい。

山に囲まれ風の影響がすくなく判断しずらいですが近隣へ配慮面で

お願いします。

火遊びは火をつける消す技術だけでなく火遊びを中止すべきかどうか気象条件等で判断

する事も技術の一つかと思います。

近日中に吹き流しの風速計を設置しますのでそれまでの間は気象庁などを参考に体感で

判断して下さい

宜しくお願いします。










もろもろ作業中

月火と定休日明けの水曜日、

今週も宜しくお願いします。

年末年始のお知らせ

年内は28日まで営業で新年は5日から通常営業になります。





まずはこちらのR75は車検でお預かり中ですがすでに点検整備は

終了してます。



ただABSとTCに問題があり苦戦してます。

普通に走行は可能ですが警告灯が点灯してますのでこのままでは

検査不合格となります。

TCの不具合については前回にレポートしてますのでそちらも参考にして

下さい。

ただTC、ABSと両方の警告灯がまだ点灯してるのでモジュレーターの不具合の

可能性が高いです。



本体はバッテリケースを外すと見える位置にあります。



モジュレーター本体の故障と思われますがまれにカプラー部分で腐食による

接触不良の事例もあるので点検します。



何をしても消えませんね~

TCとABS両方の点灯はモジュレーターの可能性が高いです。

ただモジュレーターは現在欠品してますのでどうにもなりません!

でもこのままにする訳にもいきませんので対策をとります。

一時的にTCとABSをレス仕様にします。



メーカーの設定には有りませんがそうします。

旧車の場合SRS等もそうですがそれなりの処置をして警告灯が点灯して

なければ検査は合格します。

部品が入手でき無なければそうするしかないのです。

SRS仕様のミニもナルディー等のウッドステアリングにしたい場合でも

SRSの有り無はユーザー側に選択しがあります。





そしてこちらはニッサンのラシーンです。



メーター横スイッチパネルの劣化割れで交換しますがリサイクルパーツ

対応となります。

ただ供給がマチマチで今回は一式セットとなりました。

また同じ色が見つからず必要な個所だけ調色して塗装します。



劣化してもろくちょっとした事で割れてしまいます。



こちらは塗装して取り付けたパネルです。

色も質感もばっちりですね!


そしてこちらは英国軍単車



おそらく国内に1台しかないとの事

レアですね~

後ろに積んでご持参頂いたキャリアをベースに加工して軍用仕様に

作りかえます。



相談しながらおおよそのイメージがつきましたので早い段階で着手できると

思います。



バイクにはライフルケースが装着されています。

軍用ですね!



スイッチも軍用ならではの特殊な物があります。



ここでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますがメーターは米国ハーレー

の文字が・・・

サイドカバーにもハーレーと書かれています。

でもエンジンはロータックス

オーストリア製のエンジンです。

ハーレーならSVかOHVを連想しますがちがうエンジンです

ブランドだけハーレーと言う事になるのでしょうか・・・

バイクはイギリス製です。

エンジンはドライサンプ潤滑でオイルタンクはフレームになるそうです。



フレームにオイルフィラーがついています。

本当に珍しい仕様の単車ですね!



そしてこちらはボルボV60のフロントバンパーエアインテーク・・・

インタークーラー用です。

デザイン改造でのお預かりでしたが作業スケジュールの関係で一時中断してました。

そろそろ再開します。



そしてこちらがそのV60

今回は冬タイヤ交換でホイールスペーサーやハブリングも含め交換です。

ボルトもそれぞれのマッチングがありますので注意しながら

慎重に間違いのないよう確認をしながら交換します。



あとこちらのボルボがYouTubeチャンネルで紹介されたそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=w9ZljFKnzn8

R220をはじめR75もそうですが、難易度の高い車種でドレスアップやカスタム

が上手くまとめられてると思います。

ビルダー的なセンスがあるんでしょうね~

ボルボV60もみごとにまとまっています。


そして今週はこちらのR400が着手となります。



車検でのお預かりで、いくつか問題がありますが

一番はスピードメーターの故障です。

時間がかかりそうですね!


そして今週はこちらのミニがお預かり



ウインカーが時々作動しなくなるそうです

現在は症状がでていません。



余談

今週もキャンプ場の管理業務です。

落ち葉は先週に比べ減ってきましたがブロワーで清掃です。



乾季なので川の水量はかなり減りました。



雨が降ればすぐにまた増えると思います。



落ち葉清掃とイノが掘った場所を整地!

今週も暑くてTシャツでの作業になりました。



昼飯は焚き火をしながら・・・

仕事なのでゆっくりはしてられませんがそれでもやっぱりいいですね!



午後は先週の続き

泥濘の撤去ですが、土が乾きだいぶ硬くなり作業がなかなかすすみません



地層下が粘度層で上はウッドチップ層です。

粘土層が硬いです・・・



日没がはやいので仮スロープを仕上げ本日も終了となりました。







もろもろ作業中

月火と定休日明けの水曜日、

今週も宜しくお願いします。

まずはこちらのR200は車検作業中



年式的には走行距離は少なく状態は悪くありません。

ヘッドライトも事前に新品に交換されています。



フロントブレーキです。摩耗はなく固着もありません!



リヤブレーキも同様です。

ただ最終的にはテスターで規定の制動力を検査するまでわかりません!

制動力不足、片利きで不合格になる場合もあります。



下廻りも綺麗ですね!

EXシステムもまだこのままでいけそうです。



エンジン廻りも特別問題はなさそうです。

今週継続検査予定です。



そしてこちらのミニも車検です。



1300キャブのオリジナルミニです。

良く整備されていますがそこそこ修理が必要なようです。



フロントブレーキパッドの削り残し、ミミの部分でディスクが見えなくなるほど

になっているので外して研磨します。



これでディスクが見えるようになりました。

研磨しないでこのままほっておくとパッド同しが接触し編摩耗します。



リヤブレーキはホイールシリンダーから左右フルード漏れです。



ブーツをめくると内部に溜まってたフルードが流れ出ます。

交換して終了です。



これはステアリングラックブーツです。

一部切れてますね・・・

これだけでも検査不合格となりますので交換します。



交換終了です。

左右セットのパーツになります。



見落としがちなのがこれ!

テンションロッドブッシュです。

つぶれて割れていて一部欠けています。

こうなると検査不合格です。



テンションロッドを外します。



ロッドの曲がりを修正しブッシュを交換して終了です。



交換後の画像です。



そしてこちらはリヤサスストラットのジョイントです。

ブーツが劣化して割れ中のボールが露出して錆びています。

ここにはレバー比の関係でかなりの荷重がかかります。

錆びがひどい場合は折れます。



ストラットを外す為にはリヤショックを外す必要がありますが、左側は

燃料タンクを外さないとショックが外せません!



ショックの頭が見えました。

これを外します。



ショックが外れました。



ストラットが外せました。

丸い釜飯みたいなのは、ミニのシャシスプリングでゴムで出来ています。

一般の車は金属スプリングですがミニはゴムスプリングです。



ジョイントを交換します。



組み付けて終了です。



エンジンルーム側の作業で発見!

配線が垂れ下がりコンプレッサーのプーリと配線が干渉してます。



当然ですが被覆がむけ銅線がむき出しになってました。

ウインカー配線なので通電したタイミングでショートする可能性があります。



被覆を修正し本来の位置に固定します。

裏側に配線を固定する場所があります。



そしてクーラントが減ると言う事で圧力をかけ漏れヶ所を検査します。



漏れてきました。



サーモが入るケースのガスケット不良です。

ガスケットがボロボロに劣化し繊維が崩れてています。



アウトレットケースはセンサーのなごりがあり2段になっています。

シングルにした方がシンプルになりますがラジエーターとの高さが合わなく

なるので同じ組み付けする事になります。



交換する前に面を清掃し研磨します。



2段で組むのでガスケットも2枚用意

パーツを清掃し面を仕上げます。

組み付けてクーラントを洗浄交換して終了です。



最低地上高がクリヤーできないので車高を上げます。

これはフロントですが車高調整が付いていますので便利ですが、

車重をかけない状態で調整しないとネジを痛めますので注意が必要です。



リヤはここですね!

フロントに対しこちらは横向きになりますが理屈は同じでパーツも同じです。

リヤはエキステンションが取り付けられてるだけです。

今週車検予定です。






余談


キャンプ場管理業務です。



紅葉はピークを過ぎ、落葉が始まりました。

先週より落ち葉が厚くつもっています。

歩くと気持ちいですよ・・・



先週とは違い朝はかなり冷え込むようで全面霜がおりています。



奥はなかなか日が当たらないので真っ白です。

空気もひんやりしてます。



まずは落ち葉清掃から



午後の作業に入る前に昼飯に・・・

今季初の鍋にしてみました。



午後からはウッドチップを必要な場所に補充



もう陽がさしているので気温も上がり肉体労働で暑くTシャツで作業

12月でも今年はまだ平気です。



そして先週の続き

エントランスの泥濘撤去です。

ただ日照時間が短くそして山中なのでさらに暮れるのが早い為今回は60センチほど

しか作業できずでした。

時間にして2時間ですね

あとは利用者の方が車で入場できるよう仮スロープを仕上げます



必ず車から降りて車高を確認して下さい



赤線より外側に脱輪しないよう注意して下さい

両サイドは平らに見えますがイノが荒らした場所を平にならしてある

だけなのでフカフカです。

必ずスタックします。













もろもろ作業中

月火と定休日明けの水曜日、

今週、そして12月も宜しくお願いします。



まずはこちらのR75は車検でお預かり



とても大切に管理されてます。



フロントブレーキや足回りのブッシュ類も問題ありません。



リヤブレーキ、足回りも同様に問題ありません。



非常に綺麗な状態が保たれてます。

ただ、今回ABSとTCの警告灯が点灯してます。



目視、音、振動でも良否判定がある程度できるTCアクチェーターを点検

すると作動音が中途半端でスロットルワイヤーを巻き上げる音がしません!



外して本体を点検します。



これがTCアクチェーターの全体です。

モーターの反対側はスロットルボディーのTC用スロットルバルブリンクに

接続されます。



ここですね!

吸入空気量を制御しエンジン出力を制限してます。



で問題のモーター側です。

これといって作動は問題ないようです。

スプリングの巻き上げ、ギヤの破損もないです。

モーターその物の故障も考えられます

警告灯はABSとTCの両方が点灯してますが、TCモーターの作動が正常

では無い為、この時点ではABSとTCのそれぞれに故障があると診断



TCアクチェーターが正常か判定するにいくつかサンプルを用意

1つは別のオーナー様からお預かりした正常に作動する物で他はギヤ破損、

リターン破損をしてるサンプルです。



本来は非分解パーツですがモーターのみを交換する事もあるので

正常に作動するモーターを分解して準備

念のため、現在のパーツがどう作動不具合があるのか再確認で一度組み付けると・・・

なんと正常に作動し始めました。

どこか一時的な接触不良でもあったかもしれません。

ただ、このTCアクチェーターが正常に作動してもTCの警告灯は消えません

まだ問題をかかえてます?

ABSとTCの両方を点灯させるシステムの故障は両方を制御してるABSモジュレーター

です。

この辺を診断して行きたいと思います。



そしてこちらはエンジン不調のR75



OBDの診断では6番シリンダーのミスファイヤーです。



前回の作業から数年が経過してますし、ある程度分解を必要とする作業

なのでコイルとプラグを全部交換します。



偶数バンクのプラグ交換をするには可変インテークチャンバーを取り外さないと

スペースがとれません



インテークチャンバーを外しました。

そこそこ手間がかかります。



ラジエーター側のコイルやプラグは狭いだけでスペース確保のため取り外すのは

エンジンカバーだけです。



リヤ側は作業スペースを確保するにチャンバーを外しましたがさらに

奥のパネルを外してます。プラグ等を外す工具の出し入れスペースを確保できる

サービスホールがあります。



ラジエーターのホースが邪魔するぐらいですが負荷をかけすぎないよう

慎重に外します。



リヤは大きく作業スペースが確保できてますので前側より作業は楽です。

チャンバーを外す手間を除いて・・・

交換後、テストをしてエラーコードリセットして終了です。



そしてこちらは車検でお預かりのR600です。



だいぶ台数が減ってきたモデルですね!

大事にこれからも長く乗って頂きたいです。



走行距離も少なく整備は良くされている個体なので特に問題はないと

思われます。

フロントブレーキや足回りも問題ありません。

ただ年式的にジョイントブーツ切れを心配しましたがこちらも大丈夫でした。



リヤ側も特に問題ありません。

ただブレーキは最終的にテスーターで制動力と左右差などバランス

は検査後の良否判定となります。



下廻りの腐食はなくEXシステムもまだ大丈夫ですね!



オイルエレメントからオイル漏れを起こしていますが今回の整備で

オイルとエレメントは交換します。

陸事での継続検査は今週行います。


そしてこちらは定期点検でお預かりのミニです。

外装は極上のコンディションです。



整備の方もこれといって特別問題はなさそうです。

普通に整備をすすめます。



フロントブレーキは大丈夫ですね!

そして足回りのガタもありません。

ミニはメンテナンスサイクルが早いのでこまめに点検する必要があります。

足回りのグリスアップはそういう意味では重要です。



リヤブレーキも問題ありません。

フルード漏れもなしです。



ただ、ブレーキフルードのレベルが規定より低かったので観察が必要です。

ブレーキパッドの摩耗でレベルが下がったのか・・・

それともフルード漏れで下がったのか?

気温が低くなるこれからの季節、事例的にマスターシリンダーからの漏れが

毎年あります。

シールが固くなり機能低下を起こします。



そしてこちらのミニはフューエルシステムからの燃料漏れです



後付けされた改造パーツから漏れています。



燃圧を任意で調整できるプレッシャーレギュレーターとそのバルブで構成

され、負圧コントロールしてます。

漏れてるのはレギュレーターです。



パーツとして内部のダイヤフラム等も劣化してると思われますが

交換、もしくは修理

場合によってはノーマルに戻すなど選択しがあります。

ただどこまでこのエンジンが改造されてるのか不明なのでビッグスロットル

や、エンジンチューニングがされてるか確認が必要です。

実際に多めの燃料を必要としてるのか・・・

レギュレーターは既存のスロットルボディーにある物をスプリング力で調整

出来る物もあるので構成パーツを減らす選択しもあります。



そしてこちらはバリカン、庭木の手入れ等に使う2ストエンジンの道具です。

お隣さんからお預かりした物で去年は作動したけど今季は始動できないと



当店でも農機の2ストエンジンは沢山扱うので在庫パーツでお直し

キャブをオーバーホールしました。



そして今週は車検でお預かりのR200

なかなかレアな車種で当店でもあまり入庫しません。



整備はこれからとなりますので少しお待ちください。



余談


今週も火曜日はキャンプ場の管理業務です。

落ち葉清掃をし、イノが掘った穴や轍を整地しました。



エントランスの泥濘の撤去作業は予定より時間がかかりそうですが

気を付けて頂ければ車で上がれます。



スポイラーなど接触しそうかどうかは目視で確認して下さい。

また、ラインどりは赤線内にして頂けるとスタック率は低いです。

それ以外はイノがフカフカに耕してます。

それと今年は12月に入っても暖かい日がまだあり去年なら落葉してる時期

になりますが今季は紅葉が遅れたようで今が見ごろです。


午後の日差し





午前中の日差し



なかなか良い景色です。




そして今週もキャンプ利用のお便りを頂いています。

画像掲載は承諾頂いた物になります。



男女のグループですね!



食材はやはりさすがキャンプ女子といったところでしょうか

手にしてる物が気になります。



チーズホンデュですかね~

おしゃれな事をしてますね・・・

ここが男と違うところですね!

承諾頂けない画像もあるので掲載出来ませんが男子グループの飯は

雑か普通に弁当かカップラーメンです(笑)



ウッドチップに敷物を敷かれてますね~

実はこれおすすめです。

寝っころがって空を見上げて下さい!


そしてこちらは別の日



ドローンの練習で上空からの画像を頂きました。

なかなか珍しい画像になりました。

この日まで前回からのキャンプ場の管理に行けてないので上から

イノの荒らしたかどうか確認できました。

結果イノ問題に大きな変化なしでした。










もろもろ作業中

月火と定休日明けの水曜日、

今週も宜しくお願いします。


まずはこちらのR75はセルモーターの交換が終わり

ロアーアームブッシュの交換です。



基本パーツはみな輸入になりますので入荷待ちでどうしても作業は中断となります。

その間は別の車両の作業、入荷したらその車両の作業と順番は前後しますので

ご了承ください。



ロアーアームブッシュを外しました。



左側は完全に分離してます。

ここまで完全に切れてるのは久しぶりです。

交換して終了です。


そしてこちらもR75

タイミングベルトの山飛びでバルブタイミングがずれています。

エンジンは致命傷をおってる可能性があります。



前回にレポートしたように原因はベルトテンショナーの破損です。

まずは取り外します。



ベアリングがなくなっています。

ベアリングがなくなり張りのない状態回転してた事になります。

直接摩擦してた事にもなります。

よくベルトが切れなかったと思います。



リヤのカムスプロケ位置をSSTで固定しバルブタイミングを合わせます。



ベルト交換する際はすべての回転パーツを交換します。

ウォーターポンプは小さいボルトで低トルク締め付け、緩み止めはロックタイト

の為、ネジ山をタップで清掃します。

そうしないと正確に規定トルクで締め付け出来ません。



これが破損してるテンショナーです。

レースだけでボールがありません!

当然プーリーはバラけます・・・



テンショナーの新旧です。



アイドラプーリーも交換しすべての回転部品の交換が終わりタイミングベルトを

取り付けます。

タイミングはリヤでSST固定してますので正規の位置です。

どのくらい山飛びしたか確認します。



山飛びは2山でした。

異音とエンジンチェックランプの点灯で100KMほど自走してきた事が

奇跡です。

異音はテンショナー、チェックランプはバルタイの不一致で失火

結果から2山の山飛びだけでエンジンは致命傷を受けていませんでした



リヤのベルトも交換します。



リヤはスプロケを外さないと交換出来ません!



両バンク交換します。

エンジンは無事に復活しました。

事例では2山以上の山飛びで致命傷となっています。

この車両の走行距離は40000キロです。

タイミングベルト交換は一般的に10万キロ、

ローバーでは事例的に7万キロを超えたらそろそろでしたが、

経年でベルトより先にベアリンググリスが劣化し潤滑しなくなり

トラブルを起こしてますので走行距離が少ないからだけで安心はできません

ご注意ください。


そして今週はミニが集まっています。




車検、定期点検、燃料系統、となまざまですが順番に作業してますので

少しお待ちください。

そしてこちらのR600は車検です。



順に作業してますので少しお待ちください。

このほか、画像はまだありませんが、車検でお預かりのR75と

板金塗装でお預かりのR75があります。

順にレポートしますのでお待ちください。



余談

毎週火曜日はキャンプ場の管理業務

時期的に草刈はしていません!

イノが荒らした場所の整地と落ち葉清掃から





今回草原エリアでイノはかなり荒らしてくれました。




川沿いの一部がボコボコになっています。



画像では分かりにくいですが農機で耕したと思うぐらい掘られてます

今回はこのまま放置します。

これだけの面積だとここだけで整地に1日かかります。

と言う事で取り急ぎ入口の泥濘撤去を先週の続きで行います。



この状態からの続きです。



午後からは泥濘の撤去作業でしたが天気が荒れるとの事で早めに終了し

排水溝を修繕し泥濘を撤去した段差をならし車で上がれるようにします。



これでも車高やスポイラーの位置を気をつけて下さい。

車から降りてラインどりを確認してから上がって下さい。



そして排水溝を掘り直しして今回は終了です。

だいぶ改善されてきたと思いますがスタックは気を付けて下さい。



そしてキャンプシーズンと言う事もあり利用が増えていますが

ご承諾頂けたお便りのみを画像で紹介します。




いい雰囲気ですね~

昼間も良いですがこの時間からの焚き火が良いですね!







キャンプでは豪快な食事がいいですね!








こちらはキャンプ女子







薪を斧で割ってから焚き火をしたりなかなかワイルドですが・・・



食事はイタリアン!

さすがキャンプ女子です!

男飯は焼くだけで雑なのが多いです

焼けたと言うか燃えたと言うか・・・(笑)




キャンプ場のご利用予約は早めにお願いします。

当店のお客様、関係者様、有志の皆様は無料で2000坪が貸切となります。

他人に迷惑かける事なくキャッチボールやラケットなどでもお楽しみ頂けます。

ドローン飛行は敷地内なら飛行許可を得ていますが事前にお知らせ下さい。

敷地外への落下にはご注意ください














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